今回は辰巳×華太です
それではどうぞ
「なぁ、手を繋いでもいいか?」
「………」きょとん顔
「駄目だろうか…」
「別にそれぐらいいいよ」
「ほら」ギュ
「ありがとう」
「別に手ぐらいいつでも繋いでいいよ。いちいち言わなくていいし」
「すまない。こういうのは慣れていなくてな」
「そういうことなら慣れていけばいいしな」
「それにしても、華太の手は綺麗な手をしているな」
「そうか?男の手だぞ?」
「華太の手には惹かれるものがある」
「ずっとこうやていたいぐらいだ」
「そして、今、華太の手を俺だけが見ていて、触っている。すごく嬉しいことだ」
「今は俺だけの華太の手…」チュ
「…!」
「い、いきなり、そういうことをするのはやめてくれ…心臓に悪い…」
「すまない、つい、調子に乗ってしまった」
「あと…」
「ん?」
「手だけじゃなくて俺も見てほしい……触ってほしい……って思ってるけど、どう?」
「あぁ、それじゃあ遠慮なく見たり触ったりしてやる」
「そういう時は返事が早いな」
「フフッ……別にいいだろう」
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