テラーノベル
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進路希望の用紙を記入したその日の夜。
制服をハンガーに掛け、部屋着に着替える。
今日という一日が、ようやく身体からほどけていくようだった。
今日はお父様が早く帰ってくる。
俺は進路のことを話そうと天井の高いリビングでお父様の帰りを待った。
誰もいないリビングはひどく静かだった。
声を出せば、そのまま遠くへ消えてしまいそうなほどに。
それから数分無音が続いたが、玄関の方からドアを開ける音がした。
俺はその音を合図に、駆け足で玄関へ向かった。
「おかえりなさい、お父様」
「あぁ」
「四季様もおかえりなさいませ」
「ただいまです」
お父様は使用人の佐藤が毎日、迎えに行っている。
今日は機嫌がいいから、話しても大丈夫だよな…?
「あのお父様、進路のことなのですが…」
「あぁ」
「ぼ、僕医者になりたくて…」
父は靴を脱いでいた手を止めた。
「…医者だと?」
「は、はい」
「私の会社を継がないつもりなのか?」
「しょ、将来的には継ぐのかもしれませんが、僕はずっと医者になりたくt────」
父は立ち上がって、玄関の棚の上にあった花瓶を俺に投げつけた。
「っ!!」
「私に歯向かうつもりか!!」
「旦那様、おやめください!」
「お前は私の会社を継ぐために生まれてきたのだぞ!」
「旦那様…!」
「お前は私の言う通りにしていればいいのだ!!」
「…」
父はそう吐き捨て、リビングへ入っていった。
「四季様、右耳が切れております!手当をしますので、こちらへ」
「これくらい、いつものことなので大丈夫です」
「ですが…」
「ごめんなさい…俺ちょっと、外散歩してきます…」
俺はこの家にいるのが耐えられなくなって家を飛び出した。
皆さん、こんにちは!
★HOSI★です
第五話「喧嘩」をご視聴いただきありがとうございます!
テストが終わりましたー!!
やっと続きが出せたよーー😭
いや、もう本当に英語がやばすぎましたねぇ汗
次回も読んでいただけると嬉しいです♪
コメント
6件
テストお疲れ様でした!私はこれからだ…😭 とりあえず四季裙のお父様を山に埋めに行こうと思うのですが、一緒にどうでしょう?☺️
うわ…第5話、めっちゃ重かった…😭💔 四季くんが勇気出して進路の話したのに、あんなに否定されて、しかも花瓶投げられるとか辛すぎる…「これくらい、いつものことなので」って台詞がもう胸に刺さったよ…。家出した先で何があるのか気になるし、次回が待ち遠しい! ★HOSI★さん、テストお疲れ様!このクオリティで続き出してくれるの本当にありがたすぎる…次も楽しみにしてるね🌸