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ky×us(同棲中)
BLです。
⚠️(本人様とは関係ありません)
○「」…視点主 『』…相手
……………… ……………… ……………… …………
《ky視点》
ムスーッ。
恋人がスマホとにらめっこしている。
ムッとした顔も可愛い…♡
俺はソファーに座り、食卓の椅子に座る彼を見続けていた。
暫くすると
彼は俺の視線に気づく。
スマホを閉じ、俺の前まで歩いて来た。
ky「どうしたの?」
俺は問いながら彼の両手を握る。
彼はまだムスッとしたままだ。
『キヨは俺のだよね?』
俺は意表を突かれる。
(何この可愛い質問!//)
俺は嬉しさと愛しさで崩れそうになる表情をぐっと堪えた。
ky「もちろん!(ニコッ」
「いつも言ってるでしょ?うっしーが1番だって!」
「俺の気持ち伝わってない?」
彼は首を横に振りホッとした表情で俺の手を離した。
俺の上に座って抱きついて来る。
ky「なんでそんなこと聞くの?」
us『っ…//別に何も…ただ聞いただけ』
彼は顔を赤らめ、俺の胸元にうずくまって言う。
ky(っ可愛い…//)
俺は彼をギュ~ッと抱きしめ、頭を撫でた。
ky(また後でなら 確認してもいいかな?)
その場ではこれ以上言及せず、今は彼の温もりを堪能することにした。
その夜、俺が昼の話をしようとすると
彼は「明日予定あるから」と先に寝てしまった。
1人リビングでテレビを見ながら考える。
ky(ムスッとしだしたのはスマホを見てからだよな…)
(そうだ!もう寝たし、今なら何見てたのか分かるかも!)
俺は天才だと自画自賛しながら寝室へ向かう。
彼のスマホは枕元に置かれ、明かりがついていた。
ky(通知きてるのか…?)
俺は彼のスマホを手に取り、ロックを解除する。
ky(探す手間省けたしラッキー)
俺は通知を無視して検索履歴を確認した。
🔍️キヨ
🔍️キヨ 実写
………etc.
検索履歴は俺かゲームについてばっかりで
俺は恋人が俺を好いてくれていることを確認できて嬉しくなった。
俺はご機嫌で検索履歴を探っていくと
気になる項目を見つけた。
🔍️キヨ 夢小説
ky(夢小説…?)
俺は気の向くままタップした。
画面にいっぱいの候補が並んでいく。
その中で1つだけ見られた形跡のある小説があった。
俺がそこをタップすると
文がいっぱい下へと並び、俺の名前が連呼されていた。
[キヨと……](タイトル)
ky(俺と誰かのラブノベルか…)
主人公であるだろう誰かは○○と伏せられ、誰かわからない状態だった。
俺はその小説を読み進めていく。
中には生々しいシーンも書かれていた。
ky(よくこんなの創るよな……)
俺はチラリと寝ている彼を見る。
きっと彼はこれに嫉妬していたのだ。
確信を得た感触を持つ。
顔がニヤけてなおらない。
ky(同じことしたらびっくりするかな?)
俺はそっと愛しい彼の頬にキスをして
スマホを戻し、リビングへ戻った。
↓↓↓次回へ続く↓↓↓
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