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4 - Ep2: キヨの挑戦(キヨ牛)

♥

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2025年01月18日

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続き……↓  ○「」…視点主 『』…相手



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


《ky視点》



翌朝、早速試してみようと先にリビングで支度をしている彼の元へ向かう。



us『おはようキヨ』

『俺もう出るから!いってきます』


彼は慌ただしく玄関へ走っていく。


時刻は7:20


俺はそれを追いかけ、彼を後ろから抱きついた。



us『ちょっ…?!キヨ…離して!!』


彼は必死に抵抗する。



俺は小説を思い出しながら実践してみる。



ky「お願い…まだ行かないで?」

「まだ時間はあるでしょ?」(甘えた声)


俺は顔を肩におき、耳元で話した。



us『っ…!//そうだけど……』



(おっ?力が緩まった?)


彼は少しうつむく。



us『でも、遅れたら絶対駄目なんだよ!』



彼は再度手に力を入れる。

彼は俺より力が弱いのでほどけない。



ky「どうしても?」(甘えた声)


俺は再度仕掛ける。

今度は彼と目と目があった。


彼はフイッと反対を向く。



us『っ…//どうしても…!早く離せ!』



ky「は~い」

(まぁ、朝から照れた顔見れたからいっか…)


俺は観念して彼を手中から離す。


彼はすぐさま靴を履き、 ドアに手を掛けた。



彼がピタリと止まる。


ky(忘れ物かな?)


彼は俺を指さし、振り返る


us)

『帰ったらいっぱい構ってやるから!//』

『それまで家で大人しく待ってろ!』



ky(!)


彼は耳を赤くしてそう言い、足早に出ていった。


ky(マジか…//)


不意打ちを食らい、心音が速まる。



ky(たまにはこういうのも良いかも…)


俺は余韻に浸りながら玄関に立ち尽くした。









夕方、俺がリビングでスマホを弄っていると


us『ただいま~』


遠くから声が聞こえる。


俺はスマホを閉じて玄関へ向かう。



ky「おかえり~」

「ご飯にする?お風呂にする?それとも…おれ?」


俺はまた事前に得た小説ネタを仕掛けた。


us『何だよ急にww夫婦ごっこか?w』

『…そりゃ………//』

『ご飯に決まってるだろ!w』



自室に着くと彼は俺を残し、扉を閉めた。


ky(小説の、あと何ができっかな……)


俺はその場でモンモンと考える。




バーンッ…!!


大きな音を立て、ドアが開いた。



着替えて出てきた彼は血相を変え、怒ったようすでスマホを手にしている。



us『キヨ!

昨日勝手に俺のスマホ見ただろ!!』



ギクッ……Σ



us『やっぱり…だから今朝もあんなこと』


そう言うと彼の顔は少し曇る。



ky「ごめ…」


俺は急いで謝罪の口を開こうとする。


us『あれは!

自分で探して見たんじゃなくて、

たまたま誤タップしたらあんなリンク飛んじゃっただけだからな!!』

『いつもは写真しか見てねぇよ!』


彼は息を荒げて弁明をする。


予想外の返事に時が止まった。



昨日の反応から見てもあれが初めて見た小説だったんだろうと感じていたけど…


俺は彼をからかいたくなる。


ky(っていうかサラッと凄いこと言った

よねこの人//)



ky「ふぅ~ん?」

「俺はてっきり俺とこういうことしたかったのかと思ってた」



us 『そんなわけあるか!

『だってあんな! ……っ!//』


何かシーンを思い出したのか顔が赤く染まっていく。


us『とにかくっ!//』

『もう勝手に俺のスマホ触んなよ!』


彼はリビングへ向かおうと1歩を踏み出した。



ドンッ!


us『…いっ!』


俺は彼の進路を阻み、勢いよく壁へ手を

つける。(壁ドン)



ky「ねぇ…いいじゃん」

「小説でしてたことしてみよ?」


俺は彼の顔へ触れる。


us『…っ//いやだ!』

『あんなんするわけ無いだろ!//』


彼の耳に触れた。


us『ッぅ…//(ビクッ)』

『…やだ//やらない!』


彼はうつむいて顔を隠す。




やっぱり一筋縄ではいかないか…


今度は彼の耳に口を近づけ、甘えた声で囁いた。


ky「しようよ…ね?お願い?」(甘い声)


us『…っ!///』



彼は言葉を発さなくなり、耳を押さえてしまった。


ky(う~ん…やり過ぎたか…?)

(ベッドのやつとか再現してみたいんだけどなぁ…)

(うっしーだったら可愛いだろうし…)



小説の再現させてもらうか。

それとも諦めてご飯を考えるか。


俺が悩んでいると



彼はポツリと何かを喋った。


us『……今のキヨは心臓に悪いからやだ』

『スるならいつものキヨとが良い//』



ky(………??? )


唐突過ぎる発言に

うっしーとシた過ぎる故の幻聴かと自分の頬をつねる。


ky「いたい……(ヒリヒリ」


us『へ?…何してんの??』


彼は俺の奇行に困惑した表情で俺を見上げた。


ky(ぐっ…上目遣い可愛い//)


俺は彼の肩に手を置いて話す。


ky「いやぁ…//初めてうっしーからお誘い受けたなぁと思って、もしかしたらこれが俺の都合の良い夢なんじゃないかと……」

ky「今日はシテも良いの?」


俺はドキドキしながら聞く。



彼を顔を見ると

照れるどころか、びっくりした表情で俺を見ていた。


us『えっ…?スるつもりじゃないの?』

『お前スる時、絶対俺の顔触った後耳触る   からてっきり……』



彼はハッとした顔で口を抑え、またうつむいた。


今度は耳まで顔を赤くしている。



ky(俺そんなことしてんだ…)


俺はニヤニヤする。


俺は彼の手を掴み、自分の胸へ引き込む。



ky「じゃあ今日は普段通りにシよっか♪」



彼は黙ったまま顔をグリグリしてきた。



俺は彼を抱っこして寝室まで連れていく。


us『ちょ!?』『下ろせッ!//』



ドサッ…


俺は彼にキスをした。



us『~~っ/// 手加減はすんなよ!//』


口を離すと彼は俺を煽った。


俺の口角が上がる。



ky「お望み通りに♡」



俺は可愛い彼と

とても長~い夜を過ごした❤️





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