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あぁあ 、
もしホバが俺の事好きだったら 、恋愛感情を持ってくれてたら 、どんなに幸せなのだろうか . .
今俺は 、片想いはこんなに辛いもんなのかと思い知らされている 。
長年 、女を好きになれたことはなく 、むしろ毛嫌いしていた 。
ただ 、俺の気持ちと女の気持ちは反比例していて
学生時代は隙あらば告白されていた 。
何人かはOKしてみたが 、やはりそういう気にはなれない為 、全くモノが元気にならない
なんて言うのが日常茶飯事だった 。
だが 、今は違う 。
彼奴のことを想うと腹の奥が疼き 、何故か俺のモノが元気になってしまう 。
ジンヒョンが家を留守にしている間に1人で致して発散する 。
そんな毎日を自然と繰り返していると 、
その辺のビデオなんかじゃできないような体質になってしまった 。
今日もまた 、彼奴の香りが少し残ったワイシャツを抱く。
彼奴は心做しかいい匂いがする。
同じ香水を探して 、
同じ柔軟剤を探して 、
彼奴そっくりの香りを作った
なんて気持ちの悪い奴なんだとつくづく思う 。
ホバと同じ匂いがついてるそのワイシャツは 、それからその柔軟剤で洗っている 。
この匂いにするのはそれだけで 、それ以外はいつもの柔軟剤を使ってる。
匂いが混ざったら嫌だという単純な理由ですら気持ち悪く感じてしまう 。
あぁ、
彼奴に触れられたら 、
思いっきりハグができたら
どれだけ幸せなのだろうか 。
そんなことを思いながら
ワイシャツ片手に眠りについた 。
目が覚めると
彼の匂いがした
それと同時に
何故か隣に其奴が居た 。
「 あ 、起こしちゃいました ? 」
「 ソクジンさんが3日間程出張で家を空けると聞いたので … 」
「 来ちゃいました 」
突然の事で理解が追いつかない 。
寝起きというのもあるだろうが 、衝撃と嬉しさで脳みそが満たされてしまう 。
『 な 、え 、え 、? 』
「 嫌 … でしたか ? 」
少し潤んだ目で訴えてくるホバに胸の奥がキュゥっとなるのを感じた 。
勿論嫌な訳ないし 、寧ろ嬉しいのだが 、それを直接ストレートに伝えるなんて 、そんな難技を俺にはこなせる自信がさらさら無い。
ここで 別に。なんて冷たい対応で返したら彼奴がなんて思うか分からないし 、
逆に 嫌じゃない 、寧ろ嬉しい なんて言ってしまえば俺のクールで格好良いイメージが崩れてしまうだろう 。
あぁ … どうすれば …
「 ヒョ 、ヒョン、? そんな考え込まないでくださいよ . . . 」
「 嬉しい とか 、思ってること伝えてくれればいいんですよ ~ . . 」
この言葉で俺のプライドなんて物は一気に崩れ落ちた 。
『 嬉しい 。好きで 、好きすぎて仕方がない奴が朝隣に居て嫌な訳ないだろ 。』
「 へ 、ヒョン今なんて . . . 」
あ ~ やらかした 。
ほぼ本能に任せて言葉を発していたから何を言ったかなんてハッキリ覚えてないけど
やばめのことを言ったんだなとは理解した 。
『 . . . 何か ? 』
こんなとこでも変なプライドでなるべく自然に 、クールに振舞おうとする自分に腹が立つ 。
素直になれよ自分 。
素直になれミンユンギ 。
「 い 、今好きって . . . 」
『 あぁ 、言ったけど . . ? 』
「 はわわわ . . . / / / / 」
「 ちょ 、ちょっと出直してきます ! ! 」
そう言って物凄い勢いで家を出ていった 。