あぁぁぁ …
やらかしちゃったよぉぉぉぉ
ヒョンが 、僕の大好きなヒョンが 、僕のこと好きって …
はわわ … / / /
いや 、!!!!
そんなことで部屋飛び出してどうするんだ!!!
そうだぞチョン ホソク !!!!
そんなことで部屋飛び出してどうするんだって!!
( 2回目 )
はぁ …
戻ってヒョンに謝らなきゃな ~ . .
なんで謝ろう 。
シンプルに「 ごめんなさい 」?
それとも … 「 すいませんでした 」とか?
んんん … 堅苦しいな . .
「 申し訳ございませんでした ~ 」は?
ん ~ 反省してる気持ちが伝わらない …
「 さ ー せん 」?
軽いな …
そんなことを考えていると 、誰かが此方に近づいてきた。
此方に来ているのは知り合い . . ではなく
見知らぬ美青年だった 。
美青年side
ユンギヒョンが家で一人だって聞いて 、ダッシュで家に向かった 。
やっとの思いで着いたヒョンの家 、
もうすぐ着く!!ってところで 、家の前で立ち尽くしてる男の子とバッチリ目が合った、
「 誰 . . ですか ? 」
[ いや 、あの . . そちらこそどちら様で ? ]
「 あ 、えっと . . えと . . . 」
ホソクside
誰ですかって . . . なんて答えればいいの ~ !!
初対面の人に本名教えるべきだよね . .
でも、家に来たってことはヒョンの知り合いなんだから . . . ヒョンに本名知られたらまずいかな 、、
ホバって呼ばれなくなっちゃったらやだし . . この人にホバって言われるのもな . . .
てかそもそも何歳なんだこの人 、!!!
僕より年上 、、っぽいけど年下にも見える気が . . .
あぁもうわかんない!!! ( (
[ あの . . 質問に答えてもらって . . ]
「 あ 、チョン ホープです!! 」
やらかした ー 。
誰だよチョン ホープって !!!( (
[ チョ 、チョン ホープさん . . ??? ]
ほら困惑してるよこの美青年 . .
「 あ 、チョン 、ホ 、ソク 、で 、す 」
「 あ 、一応94年生まれです . . 」
[ ホソギ 、ヒョン ? ]
まさかのヒョン呼び ~ 🥺
てことは … 僕より年下!!
「 君はなんて 、」
『 お前ら何してんの 』
[ あ 、ヒョン ♡ ]
シュガヒョンが家から出てきた瞬間 、この人の顔がガラッと変わった。
クールで色っぽくて大人っぽい彫刻のような男性から 、
目がくりくりで可愛い5歳児のような男の子に変わった。
ついでに目もハートになったように見えた。
僕はこの一瞬で察した。
あ 、ヒョンとこの人は付き合ってるんだ 、って。
さっきの 好き は僕の思ってる好きとは違う 、友達としての好きだったんだ 。
すぐ言葉が出てこなかったのも 、彼氏さんがいたからだったのかな。
そんなことを1人で考えてしょんぼりしている。
[ ヒョン1人って聞いたから駆けつけちゃいましたよ ~ ♡ ]
「 そうか、ご苦労さん。上がってくか? 」
歯茎の見える、可愛い笑顔を振りまきながらそう聞くヒョン。
あぁ 、終わったんだな
結局 、初恋なんて実らずに僕の想いは呆気なく散った。
馬顔な僕より彫刻みたいなあの人がお似合いなのも分かるし 、
僕がヒョンの隣に相応しくないのも痛いほどわかる。
だけど、
だけど少し
悔しい 。
あの日の好きは嘘だったんだ って 、
全部思わせぶりだったんだって思った。
こんなことになるなら
あのままシュガヒョンと縁を切っとけば良かったかな 、
好きって気持ちに気づかないまま終わればよかった 、
そんなマイナスな気持ちが頭の中を駆け巡る 。
僕がボーっとしてる間に2人は家に入っていたらしく、
気がついた頃には、1人で立っていた 。
??「 オニーサン . . . 何してんの ? 」
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