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「いただきます」
箸を持って料理を食べる。
「んっ!美味しい!めぐるさん美味しいです!」
「ありがとう。結奈ちゃん。もっと食べて」
「はい」
美味し過ぎる。美味しい料理は食べたことあるけれど美味し過ぎる料理は生まれて初めてだ。
ガチャン
「ただいまー」
隊長が帰ってきた。
「森…結奈。お前の家族は影にやられた。」
「え?影に?」
「え?待ってどうゆうこと?」
「結奈お前言ってなかったのか、」
「めぐるさん以外は知らないかと」
「そうか」
みんなが心配そうに私を見る。
「大丈夫です!さ、めぐるさんのご飯食べましょ!」
少し気まずい。でも、あったかい。この家族はこの矛盾が続いている。優しい家族。
「そういえば結奈ちゃん。学校どうするの?」
「私、みんなと同じ学校に転入したいです。」
みんながニコッと笑う。
「そうだな。学校には俺から言っておこう」
「ありがとうございます。隊長」
ご飯を駆け込んで箸を置く。
「ご馳走様でした!めぐるさん美味しかったです。」
「ありがとう結奈ちゃん」
「結奈、後で俺の部屋こい。転入準備するぞ」
「分かりました。隊長。。部屋作り終わったら行きますね」
「リョーカイ」
私は階段を駆け上った。
部屋の隅に布団をしいて本棚を作る。
隊長の家はなんでもあるな。理由はいつ私や蓮くんのようにこの家に住むか分からないかららしい。
「おーい。手伝うぞ」
先に食べ終わったら蓮くんが私を手伝いに来た。
「ありがとう。」
蓮くんが本を出し、私が本を並べる。その作業を数回繰り返す。
その後すぐに優斗くんが来て机を作ったりクローゼットを作ったりした。
二時間が経つと私の部屋は完成した。
「じゃあ私、隊長のとこ行ってくる」
「行ってら」
私は階段を降りて隊長の部屋に向かう。
コンコンコン
「隊長ー。結奈です。」
「はーい。中入って〜」
「さっき学校に言ったら転入可能だって。明日から行くか?」
「まあ行けるなら」
「よし決定。制服は朱音に借りてな。 」
「はーい」
私は部屋の外に出て朱音ちゃんの部屋に向かった
コンコンコン
「朱音ちゃん結奈だけど」
「入っていいよー」
「朱音ちゃん、隊長が制服一着借りてって」
「わかった。これでいいかな?」
朱音ちゃんがクローゼットから制服を出す。
「ありがとう」
部屋を出て廊下を歩く。
部屋に着くと二人はもういなかった。
制服をクローゼットにしまってリビングに行った。リビングに行くとめぐるさんがいた。
「あ、結奈ちゃんお風呂行ってきな」
「はい」
私は指示どうりにお風呂に向かう。
明日のことを考えながら湯船に浸かる。
髪を乾かしてパジャマを着る。
私はお風呂場から部屋に向かって布団の中に入った。
翌朝。
私はジャージを着て外に出る。
外に出ると蓮くんがいた。
「おはよう結奈」
「おはよう蓮くん」
「結奈もランニング?」
「うん。日課だから。」
「一緒行かない?」
「うん」
ストレッチをしてから私と蓮くんはランニングを開始した。