TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

私のここから

一覧ページ

「私のここから」のメインビジュアル

私のここから

4 - 第4話 翌朝

♥

8

2024年01月24日

シェアするシェアする
報告する

ランニングから帰ると私はお風呂場に向かってシャワーを浴びる。

浴び終わるとリビングにはもうめぐるさんが朝ごはんを作っていた。

「めぐるさんおはようございます」

「あ、結奈ちゃんおはよう。朝、蓮くんとランニング?」

「はい。行こうと思ったらいたので」

「そう。あ、制服似合ってるよ。」

「ありがとうございます。」

「おはよ。おばさん」

「おはよう蓮くん。」

「蓮くんは制服の上に殲滅部隊のジャンバー着てるの?」

「うん。いつ仕事が入るか分からないから」

「じゃあ私も着ようかな」

「お好きにどうぞ」

私は自室へ向かった。

クローゼットの中のジャンバーを取ってまたリビングに向かう。リビングにつくと隊長と優斗くんが座っていた。

「おはようございます」

「はよ」

「おはよう」

「さ、食べましょ」

「いただきます」

朝は手の込んでいないもののそれでも美味し過ぎる料理だ。

「あ、結奈お前転入だから俺と行くぞ」

「分かりました。」

「食べ終わったら行くぞ」

私はゆっくりとパンを食べる。

コンスープもある。サラダもさっぱりしていて美味しい。

「寝坊だぁー」

大声で朱音ちゃんが叫んだ。

「おはよう朱音ちゃん」

「おはよう結奈」

ご飯を食べ終わると隊長が車を出してくれた。

「結奈、学校にゆなの苗字白神ってなってるから白神として生活しろな。」

「分かりました。…学校以外も白神として過ごしても良いですか?」

隊長はにっこりと笑った。

「おう。もちろんだ。」

いつもの車の中では静かで音楽がはっきりと聞こえていた。でも今は音楽が少ししか聞こえない。今の家族はこんなに楽しいんだ。

学校につくと隊長が私の事情や殲滅部隊だとゆうことをちゃんと説明してくれた。

昨日隊長が連絡した時は詳しく説明をしていなかったらしい。

「これからよろしくね。担任の菊原指揮です。」

「はい。これからよろしくお願いします。森…白神結奈です。」

また隊長はにこりと笑った。

「じゃあもう授業始まるから、教室行こうか」

「はい」

「じゃあ俺仕事行くし、なんかあったら呼び出す」

「分かりました。」

隊長と別れて菊原先生と一緒に教室に向かう。先に先生が教室に入ってみんなをまとめる。

「では転校生を紹介します。」

教室の中から先生の声が聞こえる。それと同時に私はドアを開ける。

「はじめまして。白神結奈です。」

みんなの視線が私にむく。

このクラスには朱音ちゃんと優斗くんがいる。隊長が事前に言ってくれていたのかな。

「じゃあ白神さんの席は優斗の隣」

「はい」

優斗くんの隣の席の近くには朱音ちゃんもいた

「よっ結奈」

「結奈だァー」

「優斗くん朱音ちゃんこれからよろしくね」

「おう」

「うん」

この二人がクラスにいることで安心が多くなった。

この作品はいかがでしたか?

8

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚