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私は自分が嫌い。
夫と結婚して百合が産まれて順風満帆だと思っていた。
だけど私の病気のせいで夫とは離婚し、百合とも距離が空いてしまったような気がする。
本当は皮膚科なんて通ってない。
百合には嘘をついたままの方がいいと思った。
余命宣告されているのだから。
「このままだと入院という形に…」
「そうですか…わかりました。」
半年前にガンと宣告された。
今はステージⅢらしい
なんで私が…?
「百合ちゃん…ただいま。」
「…」
百合ちゃんは私のことを無視して立ち上がり自室へ戻ろうとした。
「いたっ…」
いつの間にか百合ちゃんの腕を力強く掴んでいた。
「あっごめんなさい…」
百合ちゃんはそのまま寝室へ戻ってしまった。
私はいつも飲んでいる薬を飲み、眠りについた。
「離婚しよう。」
「お母さ~ん!」
「仕事を辞める?なんで?」
「あの人ガンなんだって~子供が可哀想よね…」
私は飛び起きた。
時刻は深夜2時
最近よく眠れない。