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飛び出してしばらく走り続けると私の監督「庵(あん)」が居た
庵)霖ー!直ぐにバイクに乗って!
彼女の本名は璃杏 庵(りあん あん)
私の幼なじみ……とは言ってもそう何千年も生きてないわ彼女は20歳よ
彼女は色々と優秀だから国からバイクを支給されてるわ
つまりはなんだって?優秀って事
霖)庵!私を乗せて!
庵は手を出して私の手を引っ張ってバイクに乗せる
庵)飛ばすわよ!
庵の悪い所は…優秀だけど……とてつもなく運転が荒い事だ
霖)頼むわよ!
まぁ、荒い分凄い早いんだけどね
庵は私にヘルメットを被せてバイクを猛スピードで動かす
さすが庵……運転が荒くて酷い…まぁ、早いんだけど……
庵)りん!今回の場所はもう伝わってるわ!今回も同様だけど荒い道を進むわ!
霖)分かったわ!(あぁ、またこれだ……彼女の悪い所が発動しちゃってる)
庵のマジで日本各地……いや、世界各地を探してもこの子ほど荒い運転の持ち主はいないわ…褒めたいぐらい…
庵の運転のおかげで何とか数時間で任務場所に着いた
正直心臓がいくらあっても足りないわ…国から認められているとはいえコイツ程荒いやついないだろ…もうね、やばいのよ?ホントだからね?みんなも1回乗ってみな?吐くぜ!?(違うこんなキャラ知らない)
霖)ありがとう庵、任務の為に帳降ろすから少し離れていなさい
庵)分かったわ、それじゃ、近くの立駐で待ってるわね
霖)あいよ、それじゃ、ご武運を
庵はバイクを動かしてこの場から離れた
霖)さて…仕事を始めようか!
霖)「闇より出てて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」
空から黒い液体の様な物が出てくる
その液体はとある建物を囲うようにどんどん降りてくる
霖)さて、仕事の始まりだ庵に傑の服を渡せば良かったわね…まぁ、いいか…パートナーが来るのも時間の問題ね…
そう思っていた時
??)あ!霖さんですよね!
霖)やっと来たのね!
??)初めまして…だよね?僕は乙骨憂太、よろしくね
彼は刀を手に持っており多分、悟さんたちが言っていた人で間違いないだろう
霖)えぇよろしくお願いします
1人は鞘から刀を引抜き、もう1人は自分の影から鎌を取り出す
憂太)へぇ、鎌なんて初めて見ましたよ
霖)あはは……この鎌、実は私の可愛いペットがくれたんすよ笑
憂太)へぇ〜…後で使ってもいいですか?
霖)いいっすけど……重いっすよ?多分
憂太)あ、これでも俺鍛えてるんですよ!
霖)そうですか?まぁ、別にいいですけど…
憂太)なら、2人でちゃっちゃと終わらせますか
霖)そっすね笑
庵サイド)
霖……あいつはよく呪われていると言われていたな…
そうだ、私らは十数年ぐらいしか一緒にいるとよく、呪術師から
【呪巫女】【呪われた人類の救世主】なんて酷いことをよく言われていた
あいつがああやってニコニコ笑いながら高専に居るってことは心地いいのか、はたまた好きなやつでもできたかのどっちかだな
【呪】あいつの身の回りにはよくついてまわった言葉だ、アイツの呪いを解いた奴には感謝だな、凄くいい笑顔をしている、ほんのたまにしか合わない私が言うのだ
ほんと、笑顔を取り戻してよかった…幸せなんだな、霖
霖サイド)
呪霊いないな…またあれかなぁ、なにかに姿を変えてるって形もあるけど……
憂太)居ないね、呪霊
霖)ですね〜…探すのめんど……夜兎!呪霊の匂いを探してちょうだい
夜兎)はいでしゅ!
憂太)うわぁ!?(つ、角の生えたうさぎ!?)
霖)どう?分かる?
夜兎)はいでしゅ!このままついせきしましゅか?
霖)お願い、憂太さん行きますよ!
後ろを振り返った時憂太さんは既に居なかった
霖)…あれ?
霖)ゆうたさーん!
……声が聞こえない…ただ虚しく私の声が響いただけ
霖)ゆうたさーん!!
まずい……もしかしたら呪霊に連れて行かれたか!?
霖)夜兎!呪霊が何体か分かるか!
夜兎)そ、それが…分からないのです…100体近く居るのが分かっているだけで…
霖)!?(やばい…これは……領域内だ)
霖)勝てるか…?(いや、仮に私の所が勝てても憂太さんの所が今どんな状況でどこにいるか分からない…)
夜兎)どうします…?
霖)憂太さんを先に見つけ出せ!話はそこからだ!
夜兎)かしこまりました!
憂太サイド)
どうしよ……迷子になっちゃった…
突然地面から手が出てきて…そうだ、引き摺り込まれたんだ
霖さんはどこに行った…!?
なんだ…この呪霊の数…しかも一体一体が特級…やばい、勝てない…
いや、戦ったら行けない……
憂太)せめて霖さんが居たら何とか行けるかも…
暗い暗いどこかよく分からない場所をとりあえず進むしかないか…
憂太)よし!頑張って行こ!
僕はとりあえず進んでいく…いや、進むしかない
??)ゆうたさーん!
!!霖さんの声だ!
憂太)りんさーん!僕はここです!
霖?)わかりましたー!すぐそちらに行きます〜!
憂太)わかりました〜!
1時間後)
霖?)良かった〜!ここに居たんですね!
憂太)はい……!?
目の前に居たのは小さい霖さんでは無く呪霊…しかも、特級
呪霊)#?#@&¥$Σ:#¥@●?@?
憂太)ま、マズイ…
僕が…怖がってる?里香ちゃんが居ないから?いや、多分違う…これは……未知の恐怖だ
死ぬ恐怖や殺される恐怖では無い……目の前の化け物に対しての恐怖心だ
憂太)ッ…(に、逃げなきゃ…殺される……)
僕は恐怖心から逃げるために…その場から走った……全力で
霖サイド)
霖)憂太さーん!
いくら声をかけても居ない……探しても探しても…憂太さんは居ない
霖)はぁ……はぁ……(時間感覚が狂う…数時間経ったと思うけど…本当にそうか分からないな…)
夜兎)主!憂太さんの匂いがやっとハッキリ分かりました!
霖)!!
夜兎)すぐ目の前にいます!憂太さんはすぐ目の前にいます!
霖)……え?
夜兎)つまり…憂太さんと主様は別空間に閉じ込められています!
霖)そういうことかよ!
夜兎)はい!変に空間を壊せば憂太さんは亡くなってしまいます!
霖)そういう事か…これは……少しめんどいな