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ゆかボンド
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どーもみなさんこんにちはー!いつも可愛い椎名ちゃんだよ〜!
早速ここの序盤の部分を乗っ取ってやりました!イェーイ!てことでこの話からメテヲ編に入るそうですよ!!メテヲさんが生まれたのは確か…天使悪魔戦争の後ですね!つまり!天使と悪魔は既に神の支配下にある時期ですね〜!そんな中!メテヲさんはどうしてめめ村のメンバーと対立していったのか!そこが見所だと私は睨んでますよー!
さてさて、前座はここまでにしておきましょう!それでは!皆様!行ってらっしゃい!!
──────メテヲさん視点──────
「ぅ、あうぅ…?」
それが、メテヲの第一声だった。特段記憶に残っている訳でもないが、なにぶん、記憶力がいいので当時の光景は未だ鮮明に思い出すことができる。起きた場所は豪華なベッドの上、なんてことはなく、どこか怪しげな液体に満ちた培養ポッドの中であった。しかし、それはメテヲが人体錬成によって造られた、という意味をなさない。何故ならばメテヲたち、神の使いは、イヴィジェル家の当主──────いわゆる、メテヲの父と母にあたる二人の祈りに応じて神界から光として天界に落とされるからである。その光は、このようなポッドの中に保管され、形が保てるようになるまでここで守られている、ということらしい。
まあ、その時は知りもしない情報だし、まだ何も知らなかったメテヲがそのことを察することもできなかったのだが。
けれど、目覚めた時にいちばん最初に目が合ったのは母でも、父でもなく。真紅の瞳に美しい光があるのが特徴的な我が兄であるガンマスであった。その顔には生命の誕生の喜びと、初めての弟、という実感のない幸せに満ちたとびきりの笑みだったことを覚えている。
その後、メテヲの名前はメテヲ、と名づけられた。彗星の如く現れた、イヴィジェル家の変化の星、なんて意味が込められていると聞いたが、正直どうでもよかった。日々の勉学は忙しいし、マナーだって、ちっとも覚えられない。社交なんてもってのほかで、己の身一つで何度もこの家を逃げ出そうとした。
けれど、その前に必ず捕まり、いやいやダンスパーティーに引きずり出されては、どうでもいい話と内心のため息を覆い隠す愛想笑いで疲れきる。生まれてまもないやつに、なんてことをさせているんだ、と子供ながらにそう思った。だが、イヴィジェル家では当然のことらしく、家の掟を逆らうこともできない弱いメテヲは抵抗しながらも言う通りに動き続けていた。
けど、こんな生活に嫌気がささなかったのは兄の影響が大きかったんだと思う。
3階の階段近くの日当たりの良く、広い一人部屋で、ガン兄はよく本を読んでいた。よく部屋を訪れてはおしゃべりをしていた。けれど、あの日見たあの赤い瞳を見ることは叶わず、その瞳は分厚い布によって覆われて、覗くことはできなかった。けれど、別にそんなことはどうでも良くて。
「ガン兄〜!!疲れたァー!」
この日も、いつもよりマナーに厳しく教えられたり、勉強が難しく、泣きつくようにガン兄の部屋に訪れていた。ガン兄はいつも突然来るし、なんならノックもせずに入るこの馬鹿な弟でも丁重に扱ってくれて、でろでろに甘やかしてくれた。普段、社交界では無表情で無頓着な兄が、自分だけにはここまで甘やかしてくれる、という、なんとも言えない特別感はメテヲの自尊心を癒してくれる人として最適であった。無論、メテヲの行動全てを肯定してくれるのもとっても嬉しい。
「今日も来たんだね。メテヲ、お疲れ様。相変わらず随分おつかれみたいだね?」
これが、ガン兄の声。お日様のように温かい声。疲れを溶かしてくれるかのような、頭の中がぽわぽわとする安心感のする、そんな声がメテヲの1番好きな声だった。
「そうなの!聞いてよー!あの、先生がね──────。」
「ふふっ、それは大変だったんだね。でもメテヲは──────。────、─────────」
「ふふん!そうなの!それでそれでね!────────────!!───!!!」
ガン兄と話すのはいつでも楽しい。そのせいで、ついついおしゃべりに夢中になってしまって、いつの間にか日が落ちていた、なんてこともザラにある。けど、それくらい楽しいだから仕方がない。それに、メテヲにとって、マナーと勉学励まされた地獄の中で、唯一の娯楽でもあった。
わかってる。勉強は将来のために大事だし、頭が良くなければ、天使も、悪魔も我々の指示に従ってくれない。マナーがなければ舐められ、裏で嘲笑され、信頼を得ることができない。長い目で見れば大事な事だし、小さい頃からやらないとこういうのは身につかない。それは、頭では理解しているのだ。けれど、やっぱりまだ5歳のメテヲからしたら大変なことで。まだつばさも生えきっておらず、光輪か悪魔の角のどちらかが生えるはずだが、それもない。まだまだ未熟なのだ、メテヲは。
そんなこと言ったら怒られるから言えないけど。そもそもみんな、メテヲとか、ガン兄とか、お母様とかお父様に完璧を求めすぎなのだ。未来がわかる訳でもないメテヲたちが完璧になれるはずないのに、周りは勝手にそれを求めて、持ち上げて期待をぶつけてくる。正直、お茶会とか、ダンスパーティーとか、そういうのは好きなやつがやっとけばいいのに。どうして、メテヲ達にもそれを強要してくるのだろうか。
この世の中はまだまだ分からないことだらけで。だからこそ、知恵が大事なことは知っているのに。
「良く、分からないや。」
結局、難しくて理解に悩んでしまう。それを、仕方がない、と許してくれるほど環境は甘くない。だから、頑張らないといけないんだ。メテヲの名前はメテヲ。彗星のように、周りを照らしてみせる!!そう、決意をみなぎらせながら、夕飯の手伝いをするために足早に1階へと向かった。
ここで切ります!なーんか1番最初のところを奪われましたが…。改めまして!今回からメテヲ編が始まります!数十話程度で終わる、と思ってます!多分!ちなみに…れいまりさんへの設定まとめを出すって話…いります?一応れいまりさん関連の質問はいつでも受付!って感じになりそうですけどね…。
一応!一応ここに表紙のイラスト載せときます!
こちらですね!風になびく感じで描けたのでよかったです!目のハイライトキラキラを描いたんですけど…光りすぎて分かりにくいですねー。やっちゃった
それでは!おつはる!
コメント
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普通に本編(明日を見るために) の設定も面白かったから めちゃくちゃ楽しみ
楽しみです…!