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えっ!あ、?私の名前!?
苺花「えっと、 佐野苺花です、」
飛貴「へ〜、苺花ちゃんか、」
頷きながらこっちを見つめる浮所くん。
ってなんで私、名前教えてんの?
個人情報保護法って知ってる!?
まぁ、いいか浮所くんなら、
苺花「浮所くんってなんで塾なんか通ってんの?」
飛貴「え、?」
苺花「だって頭いいなら来なくて良くない?」
飛貴「いや、俺頭良くないし、塾は困った時の逃げ道
みたいなもんだから、」
苺花「へー、浮所くんみたいな頭いい人が考える事は 違うね、」
飛貴「だから、頭良くないし、浮所くんじゃなくて飛
貴ね?」
苺花「え、う、飛貴くん、」
飛貴「なーに?苺花っ」
苺花「なんで呼び捨てなんでスカッ!」
飛貴「だから、苺花も君付けいらないし、」
苺花「えー、って言うか何か馴れ馴れしいですね、」
飛貴「嫌だった?」
苺花「そういう訳じゃ…………」
飛貴「俺、仲良くしたいのっ!だから宜しく苺花。」
苺花「まぁ、はい。」
だよねっ、当たり前じゃん、
わたしの事なんか好きじゃないでしょ、
何勘違いしてんだろ。
恥ずかしいし、悔しい。
って私、飛貴のこと好きだったっけ?
え、いつから?
しかも、なんか飛貴タメ口だし、