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こーろーしーやーだーよーーーーーーー
rdの仕事知ったらみんなどんな反応になるんだろう……ちゃんと詳しい内容はrd言ってなかった気がするし……とにかくzmさんあたりはなにかしてきそうだなぁ( ; ˘-ω-)
家に帰ると真っ先に飛び出してきたのは世話役の執事だった。
玄関の扉を開けた瞬間、凄い形相で飛び出してきた時は正直終わったかと思った。
だが自分の体に飛びつくと同時に震え出した背中を見た時、自分には心配してくれる人間がいたのだなと分かった。
「そういえば執事。俺らが留守にしていた間、今回の依頼で手紙みたいなの来なかった?」
推測でものを言ってはいけないのは重々承知の上だが、今回の依頼内容には引っかかる点がいくつもあった。
いや、ありすぎなくらいだ。
「来ましたが…何故知ってるんです?」
目をまん丸にして驚く執事に少し笑みが溢れる。
「なんとなくだよ」
再度依頼内容を確認したかったが、執事に聞いたところ依頼内容を記載していた書類が全て消え去っていたらしい。
内部に裏切り者がいるのかと炙り出しを行ってみたものの人数が1人減っていたらしい。
既に逃げられている状態に悔いを感じ、行方を追えないか調べたは良いものの何も手掛かりは残っていなかったそうだ。
「何一つ証拠を残さない…か」
スパイ…あるいはそれ専門のナニカ。
だが、その選択肢から必ずと言って良いほど「殺し屋」は省かなければならなかった。
「何の話?僕らも混ぜてよ」
煙草の匂いが頭上から漂う。
考えている僕の頭に退屈そうに顎を乗せるきょーさん。
横から口を挟むコンちゃん。
無礼かと遠慮をしているのか、玄関の扉からなかなか中に入ってこないレウさん。
僕が玄関扉を開けると同時にリビングへと走って行ったみどりくん。
自由奔放だなぁ…本当。
「あぁ…館で話した依頼の件で少しね」
「問題があったの?」
「ん〜問題というか少し気になる事が…多々あってね」
「矛盾してるねw」
布の中で笑っているのか、細くなる紫色の瞳だけが視界に入る。
「俺は仕事して来るから家の探索でもして待っててよ。お昼にはリビングに戻るから…さっ!」
きょーさんの顎を思い切り引き抜き、そのままスタスタと前に歩く。
後ろから痛そうな声が聞こえるが気にしないでおこう。
さぁ、「正しい」ことをしよう。
「つかこの家広すぎん…?」
「館よりも広い感じだね。らっだぁが「驚かなかった」ことにも存分に頷ける」
紫の彼が何度も頷く。
「…ねぇねぇきょーさん」
「んん?」
煙草を吸いながら廊下を歩く黄色い彼。
イタズラをする子供のような顔をした紫色の彼。
「らっだぁの「仕事」、気にならない?」