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弱虫ペダル夢小説
キュンときたシリーズ:巻島裕介
彼氏の裕介が金城くんや田所くんのようにがっしりしていなくて、細身なことがなんとなく心配になって聞いてみた
『祐介ってめっちゃ細いよね。なんか心配なる』
すると彼は「そうか?ふつーと思うっショ」いやいや全然細いですよあなた。私が間違ってるのかはたまた彼が間違っているのか…。そんなことを考えていると彼が
「🌸はオレが田所っちとかみたいにゴツイ方が好きかっショ?」
こんなこと聞いてきた。もちろんゴツイ方がいざとなった時頼りがいがあって頼もしい。
『ん〜でも細いよりは太い方ががっしりしてて潰れなさそうだよね』
こんなことを言うと彼は少し拗ねたような顔になり顔を私から背けた。
「一応オレもスポーツマンっショ」
そんなことを言った彼の横顔は”自分じゃ駄目なのか?”と言わんばかりの横顔だった。
『まーね』
『でも祐介ぶら下がったらおれちゃいそうじゃん?』
私がそういうと彼は「折れないから、試してみるっショ」なんて言う。いや私がぶら下がったらあなた折れちゃうから嫌なんですが。
『嘘は良くないよ、』そう言うと
「お前にヒョロい男って思われたまんまは嫌っショ」なるほど。彼はただ嫉妬していただけだったようだ。…なにそれ可愛いじゃん。え?私の彼氏やば。
「ほらっショ」そういうと彼は軽々と私を持ち上げた。意外にも筋肉があり彼に、”オレも男だしちゃんとスポーツマンだ”とでも言われたような気がした。私は彼の事をあまり男だと意識していなかった。でも今の1件で意識せざるを得なくなってしまった。この時私は胸の鼓動がとても激しかったのはきっとそういうことなのだろう。