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今日はクリスマス。
「やっとクリスマスだね〜!!!!
そこらじゅうカップル湧いてるけど今日で別れるやつやで。あれ。絶対。」
そんなことを言う彼女は親友の“羽花”。羽に花ってかいて“うか”っていう。
関西出身らしくて、普段は標準語になるんだけど、
どうやら家族とか悪口とか言う時は関西弁が出ちゃうのが可愛いところ。
名前も顔も可愛いし勝ち組じゃねえか!!!!!
今日はクリスマスってことで、うかと一緒にお泊まりパーティーをする。
うかの家に行くのは3回目くらいなんだけど、未だ緊張がとけない。
しかも今回はお泊まり。
「着いたよう!! さ、上がって!!!」
「お邪魔します….」
すると大きい窓の付いたリビングに男の人が居た。
「んね、ソファーに居る人誰?」
「あー、弟。気にしないで笑」
弟さんか。とりあえず挨拶、挨拶。
「はじめまして!! おじゃましてます( ( ᴗ ᴗ)“」
「姉ちゃんの友達ですか? ゆっくりしてってな~^^」
「年下がタメ口使うなアホ。」
随分とイケてるメンズだなぁ。
彼女とか居そうなのに。
やっぱお姉ちゃんが綺麗だと下の子も綺麗になるようになってんだな。
「クリスマス誰と過ごすとかないんですか?」
「あ、もしかして彼女いるとか思ってマスカ?」
「さぞおモテになられると思いまして。笑」
「笑 そんなことないですよ笑」
標準語に慣れていないのか、
若干カタコトなのが愛らしいなあと思った。
「ねーちゃんたちここで遊ぶから上行ってて」
「トイレの場所とか教えなあかんからここに居る」
「そんなんねーちゃんもできるわ」
「…..うえいってるわ..」
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
時刻は22:00をすぎた。
自分たちのテンションはまだまだ上がる一方。
お酒が入ってるのかってぐらいの。笑
場所もリビングからうかの部屋へと移動した。
「ちょっと下から物とってくるね」
「うん、まってる笑」
「なんやそれ爆笑」
うかの部屋って清潔感あっていいなあなんて考えていると
ドアのノック音がうかの部屋に鳴り響く。
「はーいっ」
そう言って顔を出したのは弟さん。
「ねぇちゃんどっか行ったんですか?」
「下行くって言ってたけど戻ってこないですね。笑」
「タメでもいいですか」
「いいよ笑」
「よっしゃ、めちゃくちゃ話しやすくなったわ。 」
標準語から開放されて楽そうな彼。
「…..俺のこと..好きやない…?」
とんでもねえ爆弾発言。
いや、確かにすっげえタイプだけど。すっげえ好きだけど。
いやあの好きって別にloveじゃなくて…like..だし..?
「好きだよ」
やば、めっちゃ期待させるようなこと言っちゃった。
ごめんなさいごめんなさい
「多分likeやんな、笑 」
あ、わかってたんだ。
それならいいんだけど。
「….俺はloveやけど。」
「へ!?」
「おい!! たかひろ!!! ねーちゃんの部屋入って何してん!!」
「別に..?笑」
「まさかやけど、__に手出したとかじゃないやろな?」
「大丈夫笑 ちょっと話してただけだから笑」
うか来たから助かったけど
なんか幻聴でも聞こえたか!?!?!?
あんなcoolなmen’sが自分にloveだと?????
幻聴でしかないよな。うん。きっとそう。疲れてるんだ。
「あ、あのさ、トイレってどこだっけ。」
「忘れたのー?笑 ほんとかわいいなぁ!!! ここ降りて左にあるよ笑」
「ありがと笑」
「先に寝まーす笑」
「あーいっ笑」
気が付いたらもう1:00。
実は暗所恐怖症の自分。
いつもこんな時間にトイレに行くことなんてないから怖さがより一層増す。
親友って言っても礼儀ってものがあるし、電気全部なんて付けられない。
どんどん鼓動が加速していった。壊れそうなくらい。
どうしよう、
怖い。
「ん、ねぇちゃんのおともだちさんか..?」
誰か来た…!!!!
( 抱 )
「!?!?」
「…うかさんの友達のものです、
あの、と、トイレまで着いてきてください…、」
「いいですよ、暗いとこ、無理なんですか…?」
「はいっ、お化けとか簡単に信じるタイプで…
居ないのはわかってるんですけどどうしても無理で、」
「ここ、トイレです」
誘導してくれたうかの家族の人は優しいことに電気までつけてくれた。
「ありがとうござい….うわあっ!!!!!」
まさか、弟さんだったなんて。
普通にお腹ぎゅーってしてしまった…
どうしよう、部屋戻る時…
「あははっ笑 ぼくずっとここ居るんで。怖がらなくて大丈夫やで。」
「はっ、はい、」
まじでトイレどころじゃない。
怖いから心拍数が上がってんのか、ドキドキしてるからなのかわかんないぞ、
「あっ、1人で…戻れます…!!」
「ほんまに?」
「はい..すいません、ありがとうございました」
うわ…やっぱり怖いな…
目つぶらないともっと怖いから前見えないし..
( 抱 )
「!?」
「好きな人が困ってたら助けなあかんやろ。笑」
「ぅ、ぁ、ありがとう…ございます、…?」
「水飲みますか?」
「いいんですか、」
「体、火照ってんで。笑」
この言葉の使い手め、
低高差で沼らせに来てる、
しかも電気つけてくれるし。
優しさ兼ね備えてるとかなに
「….かわい、」
「んぶっ、ごっ、ごめんなさい..!!!!」
いきなり小声でそんなこと言うなって。
めっちゃ汚いとこ見せちゃったじゃんか…
「やっぱり俺に恋はしちゃあかんのかなぁ。」
「っちょ、耳…元…」
自分のことを彼が包み込むもんだから、 耳元で喋られた。
戸惑ってると彼は目線を自分と合わせてきた。
そしてキッチンの壁に追い詰められた自分はされるがままになり
親友の弟と、彼とkissを交わした。
何も抵抗できない自分が不思議に思えて。
なんでなんだろう。好きなんかじゃ….ないはずなのに….。
「好きになってくれた..?」
「…好きどころじゃすまないです… ⸝⸝」
「…もー1回だけ、」_____
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
結局あの後うかの部屋に戻ったものの、全く眠れず。
連絡先も交換してしまった。
寝れなかったのは向こうもだったっぽくて、2人で無音の中会話をしていた。
「すいません、お世話になりました..!!!!」
mom「またいつでも来て〜!!!」
father「__ちゃんいつでも待ってんで〜笑」
「休み中に1回ぐらい遊ぼうねー!!笑」
「そうだねー笑」
「^^(でんわしよな)」
「(します。笑)
ほんとお世話になりました!!」
ピコンっ(通知音)
tkhr: 正月うち来るん??
__: どうだろ… 正月はうちの家族で過ごすかも…?
tkhr: 今度お泊まりしたら俺の部屋で寝るんやで笑
__: 一緒に寝るとかむり心臓出る
tkhr: 一緒に寝るなんて一言も言ってへんけどな〜笑
__: うわ、 悪いヤツだわほんと
うかに教育し直してもらお
tkhr: 冗談やって笑 一緒に寝るしか選択肢ないからなぁ〜。
__: 絶対床でねまーす
tkhr: 寝させませーん
あ、でも寝相悪いから俺床で寝るわ。
__: いやそれは無いわ。自分床で寝る。
tkhr: いやいやそんなこと絶対させませーん
ごめん、お出かけ行ってくる
電話、帰ってきたらかける
__: はーい、楽しんでね〜!
𝐇𝐀𝐏𝐏𝐘 𝐌𝐄𝐑𝐑𝐘 𝐗’𝐌𝐀𝐒 𓂃 𓈒
fin.
210
#嫌われ