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#擬人化
まる。
3,473
虚喰
189
#創作
こと
29
生きてる理由が欲しかった。
秘「なぁ、カエデ」
ただ、退屈な毎日をひっくり返すような…出来事が欲しかった。
皇「何?」
毎日消費していくだけの人生を、変えたかった。
秘「…なぁ俺」
秘「死体…拾ったんだ」
【episodes1 死体拾ったんだ。】
皇「死体って…今日エイプリルフールだっけ?」
秘「…嘘じゃない。本当なんだ」
皇「………………………マジで」
俺の親友である皇カエデは、ポテチを咥えたまま硬直した。
俺は自分の部屋の押し入れから、大きなボックスを出した
皇「……………これ」
秘「……2日前ぐらいに、拾ったんだ」
ボックスの中には、魔法少女のような服を着た若い少女の死体が入っている
手は赤紫色に腫れ上がり、顔は半分抉れ、足は両足が無くなっていた。
皇「……………きもちわる」
秘「…」
皇「なんでこんなの拾ってきたんだよ………警察には言った?」
秘「言ってない。」
皇「……………どうすんのこれ…」
秘「…俺が、保管するつもり」
皇「正気かよ…」
カエデは顔を歪ませ、寝っ転がった
皇「…お前、死体愛好家だったりすんの?」
秘「全然そんなことない」
皇「じゃあ…その子の顔タイプだったとか?……顔半分ないけど」
秘「別に」
皇「……じゃあ………お前が殺したとか?」
秘「違う」
ただなんとなく。
なんとなくこの死体が手放せなかった。
何か…何か引っ掛かる
秘「…?なんだこれ」
皇「なになに」
秘「ほら…これ」
少女の服のポケットに、小さなコンパクトが入っていた。
皇「……コンパクト?いかにも魔法少女だな」
秘「だな…」
血塗られてしまっているが、コンパクトについているエメラルドが輝いている
俺はそれに目を惹かれて、つい…ついコンパクトを開けてしまった。
すると…コンパクトは光り輝き…俺を包み込んだ。
そして俺は…意識を……失った。
【???】
?「大丈夫?」
?「これもう死んでんじゃねぇの?」
?「まだ諦めるのは早いで!誰か人工呼吸を!」
?「なら私が!」
秘「…ん」
ここはどこだ……?頭が痛い
?「よかった!意識を取り戻した!」
?「なーんだ、生きてたのかよ」
?「テル!ここは喜ぶところやで!」
変な格好をしている男女に囲まれている…
俺はゆっくりと上体を起こした
秘「…えっと…ここは…」
?「説明すると長くなるんだけど…ここ「なぁ。」
?「ちょっと!説明するんだから邪魔しないでよね!」
?「コイツ…紗夜のコンパクト持ってるんだけど…」
秘「あっ…これは……」
?「お前が…お前が紗夜を殺したのか?」
?「ちょっとテル!」
?「…あの時紗夜は確かに瀕死だったけど…確実に俺たちが病院に連れていった」
?「…ちょ、だけどまだ決めつけるには早いんちゃう?」
秘「俺は…俺は殺してない…!」
?「…紗夜は、多分……管理局に捕まったんだ」
?「テル!」
?「…………お前が、殺したんだろ」
?「この人殺し。」
その日、俺は人殺しになった。
コメント
1件
うわああ、これめっちゃダークでミステリアスな展開なんだけど!😳💦 タイトルの時点で「死体拾ったんだ」って衝撃的なのに、読み始めたら主人公の"生きてる理由が欲しかった"って内面からもうノれる…。押し入れから死体出して親友に見せるシーンの空気感、ヤバすぎて鳥肌立ったよ。しかもコンパクトから光出て意識飛んで、目覚めたら「人♡♡♡」って言われてるの意味わからんけど続き読みたすぎる!!😭✨ この1話だけで世界観に引きずり込まれたよ…続き楽しみにしてるね!!