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海月
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『episodes2 人殺しと人殺し』
【???】
?「この人殺し…」
人殺し。
その言葉がやけに胸に突っかかった。
秘「俺は………俺は人殺しじゃない。」
?「…そうや、まだ確定してないやろ」
?「そうそう!決めつけちゃダメでしょ?」
?「…」
男はまだ俺をゴミの見るような目で見ている。
?「さっ、気を取り直して…色々と説明するね!」
愛「アタシは愛舞マイン、よろしくね!」
秘「愛舞マイン…もしかして…アイドルやってましたか?」
愛「…!えぇ!やってたわ!引退したけれど…」
秘「アイドルがなんで…」
愛「事情っていうか…なんていうかね」
彼「…はいはい!ウチは彼岸美空や!よろしくなぁ!」
秘「あっ…よろしくお願いします」
関西弁の着物を着た少女は、俺の手を掴みブンブンと上下させた
秘「俺は秘密裏ミライです」
彼「よろしくなーミライ!」
愛「よろしくー!…それでこの子 がー…」
?「…」
愛「夢見テル君でーす!」
夢「クソババア!コイツに自己紹介する必要ないだろ!」
愛「クソババアとか言わないの!この子は今日から一緒に戦う仲間なんだから!」
秘「戦う?」
愛「そうなの、じゃあ1から説明させてもらうね」
愛「まずここはね、今で言う異世界…的な感じの場所なの!」
秘「異世界…」
愛「ほら異世界転生とかそういうやつの」
なんとなくそれはわかったが…
現実味のない
愛「それで私たちは選ばれた存在で、願いを叶える権利を貰った人なの」
秘「願いを叶える権利?」
愛「そう!…まぁ聞こえ良く言うとね」
彼「実際は命かけて戦って、願いを叶えるなんやけどな」
秘「命をかけて戦う…」
愛「美空ちゃんの言った通り!これから私たちは命を賭けた戦いを続けることになるの」
秘「ま、待ってください。…何一つわからない」
彼「まぁとりま、戦えばいいってことや!」
急に戦えと言われても…
愛「ちなみに私たちはこの空間に来た時だけ力が使えて…」
夢「…おい、こんなことしてる内に全員死ぬぞ。説明は後にしろ」
愛「あっ、そうだった!じゃあ今回は二組に分かれて探すってことでいいかな?」
彼「うちはええで!ミライ!行くで!!」
秘「えっ…!」
彼岸美空と名乗る少女は俺の手を引き、走り出した
【ショッピングモール】
ここはどうやらショッピングモール?らしく、服屋や雑貨屋、フードコートがあり
かなり広い
彼「今回は…ウチらでバケモン見つけて殺すだけやな!」
秘「あの…一つ聞きたいことがあって…」
彼「タメ語でいいで!」
秘「…ここってなんなんだ?」
彼「あー…なんと言えばいいんかな」
秘「なんでこんな変なことを、普通に受け入れている?」
彼「…みんな願いがあるんや。」
秘「…願いが叶う確証なんて…」
彼「…ま、そう言うのは終わってからな!今は集中せなあかん!」
秘「…」
彼「行こうミライ!」
俺はここの事も、バケモノのことも、何も知らないまま
足を進めることになった
【30分後】
彼「よっしゃ!3体目!」
秘「…」
順調に化け物?というか、ピクトグラムのようなものを倒し続けて30分経った。
どうやらショッピングモール内に隠れたあのピクトグラムを殺せば
ポイントが入り、それが100ポイントに達せば終わりらしい
彼「ほら、ミライも銃かなんか出して倒しな!死ぬで!」
秘「どうやって銃を…」
彼「…ポッケの中、あさってみ」
秘「ポッケに中…」
俺はポケットの中を必死にゴソゴソと漁っていたところだった
パンっ!
と、大きな銃声が響いた
秘「…ぇ?」
彼「…」
ジワっと、俺のワイシャツに血が滲む。
秘「………なんで…」
銃は俺に向けて、彼岸美空が撃ったものだった
彼「…ごめんなぁ。」
秘「…」
意識が薄っすら遠のく
力が抜けていく
彼「…ウチの親友殺した人殺し。生かしておけないんや」
それが、最後に聞いた言葉だった。
コメント
1件
あー、もうこれめっちゃ胸糞悪い展開じゃん…! 第1話の「人♡♡♡」って呼ばれた伏線がまさかこんな形で回収されるとは思わなかった。彼岸美空、見た目あんな元気で親しみやすい感じだったのに、まさかミライを♡♡♡ために近づいてたのか…「親友を♡♡♡た人♡♡♡」って最後の台詞で全部ひっくり返される感じ、めちゃくちゃゾッとしたわ。続きで過去の真実が明かされるのを期待してる。