ーーー次の日ーーー
赤「桃ちゃんおはよう」
桃「おはよう」
桃以外「桃ちゃん/くん!お話があります。」
桃「ビクッ……」
紫「1週間俺たちに時間頂戴?」
桃「え?……1週間?」
急に何……びっくりした……
赤「俺達と一人一人デートして欲しいんだ!」
桃「……でーと?」
黄「2人で遊びに行くって事です!」
桃「……?皆とじゃなくて?」
青「うん、2人っきり」
桃「いいけど……なんで?」
橙「桃ちゃんに選んで欲しんよ」
桃「選ぶ?」
黄「僕たちの中から1人選んで欲しいんです」
赤「桃ちゃんの隣に誰がふさわしいか」
桃「……え?……選ぶって……」
紫「正直に言うとね、みんな桃君のこと大好きなんだよ。恋愛的にね」
橙「だから選んで欲しいんよ。この5人の中で桃ちゃんがずっと隣にいたいなって思う人を」
桃「……み、みんなじゃ、駄目なの?」
紫「それも嬉しいけど」
赤「やっぱり選ばれたいじゃん?」
桃「で、でも……恋愛とか分かんないし…なんならした事ないし…」
紫「大丈夫、2日間はみんなで過ごそう、それでほかの5日間を5人それぞれと過ごす。」
橙「それで決められなかったら…」
赤「毎日全員からアピられるからね!」
桃「あぴ?」
橙「桃ちゃん大好きやよーって、毎日アピールしまくるからな!」
桃「へっ……!?」
紫「頑張ってね」
桃「……あ……う、うん?」
選ぶって……みんなの事好きだけど……恋愛じゃないし……恋愛分かんないし……
どうすればいいんだよっ……
ーーー1日目ーーー
青「桃くん、一緒に学校行こ!」
橙「俺も一緒に行きたい!」
青「………チッ」
橙「……2人きりにはさせへんで」ボソッ
桃「う、うん、行こ」
ーーー学園ーーー
モブ女達「きゃー!!!!」
モブ女「今日は3人で来てますわ!」
モブ女「珍しいですわね!」
モブ男「今日の姫も可愛いな」
モブ男「そうだな、綺麗だ」
モブ女「姫様!おはようございます」
桃「おはよう」ニコッ
モブ女「はぁっ……尊い」
モブ男「なんか雰囲気違くね?」
モブ男「前より柔らかいよな」
橙「姫、俺の前以外で笑っちゃいかん」
桃「え?」
青「僕の前だけにして!」
桃「でも……規則……」
橙「そうやけどっ!姫に惚れる奴がたくさん湧いてまうやろ!!?」
桃「惚れる?そんなことないでしょ……」
モブ男「姫様!おはようございます!」
桃「…おはよう」ニコッ
モブ男「ありがとうございます!!」
モブ男「今日も頑張れるわー!」
青「駄目!にこってしちゃダメ!」
桃「規則だもん……」
青「ぐぬぬ……」
橙「はよ教室行こや!」
ーーー教室ーーー
青「姫、またね」
桃「うん」
橙「ほな、またな」
桃「またね」
(教室に入る)
モブ女1「おはようございます。姫様」
桃「あ、おはよう…」
モブ男1「でさー?俺の弟がさぁ」
桃「…………」
前に…酷い態度しちゃったな…謝らないと
モブ男2「なんだよそれっ!ww」
桃「あ、あの……」
モブ男1「………」
モブ男3「何の用ですか?お姫様」
桃「あっ………その………」
怖い……でもちゃんとしないと……
モブ女「姫様に失礼な態度取ってんじゃないわよ!」
モブ女「そうよ!」
モブ男1「はぁ?どこが失礼なんだよ!」
桃「え?……あ……」
モブ女「ちゃんとしなさいよ!」
モブ男3「してるだろうが!」
桃「その……やめっ……」
モブ男2「ったく、うるせぇなぁ……」
モブ女「はぁ?貴方達が悪いんでしょ!?」
モブ女「そうよ!姫様可哀想に……大丈夫ですか?」
桃「……っあ、大丈夫……」
モブ男1「調子乗ってんじゃねーよ…」ボソッ
桃「ビクッ………」
謝ろうと……しただけなのに……
モブ女「ちょっと!聞こえてるわよ!!」
モブ女「さいってー!!!」
モブ男2「はぁ?うるせぇよ」
紫「はいはい、ストーップ」
桃「紫くん……」
赤「騒がしいと思ったらどうしたの?」
モブ女「この人たちが姫様に失礼な態度取ってるんです」
紫「へぇ……」
赤「姫様、ほんと?」
桃「…………っ」
紫「あらら……」
怖気付いちゃったかな……?
黄「モブ男1さん達はどうしたんですか?」
モブ男1「お姫様に話しかけられたからなんですかって言っただけだよ」
赤「え?それだけ?」
モブ男2「そうだよ、それなのにこいつらが騒ぎまくってるんです」
黄「本当ですか?姫」
桃「……コクン」
赤「だそうです。なら君たちは1回離れようか」
モブ女「………はい」
紫「姫、話せそう?」
桃「……っ」
怖い……
モブ男1「…………」
紫「ならモブ男1達を生徒会室に招待しようか、今から」
モブ男1「え?」
モブ男3「なんで……」
紫「姫が話したい事あるから話しかけたんでしょ?そしたらちゃんと話さないと」
桃「………」
紫「生徒会室なら話せそう?」
桃「……コクン」
紫「ん!決まり!行こう!」
コメント
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究極の選択、、、(?) 可愛い〜なぁ〜((