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雪だるまひとひと💙
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ドキィ。
心臓が跳ねる音が聞こえたような気がした。
恐怖なのかなんなのか僕はその場で硬直してしまった。
「…あ。怖がらせちゃったみたい♡」
「…あ。じゃないよ。…ごめんなさい。」
「えっ…いや…こっちが勝手に来ただけだし…おしゃべり邪魔して…すまなかった…」
2人は顔を見合わせてこう話した。
「ううん。大丈夫!だって…お話し相手見つけたし♡」
✧• ──────────── •✧
「こっちがNo.143、キリンゲノムのアイヨミ♡」
ピンク髪の女の子が自分を指差す。
「こっちがNo.182、キリンゲノムのアイヤツ。双子。」
青髪の女の子が自分を指差す。
キリンか。たしかに言われてみればそんなツノだったか。顔は似ているが…さっき思ったように
(瞳孔が…ハート?)
アイヨミの瞳孔はハート形でアイヤツの瞳孔は…ハートが割れたような形だった。
『プロングホーン兄妹だよ。♡』
「ちなみに俺、男だから。」
…ん?
…え?
「でも…顔…え?スカート…」
プロングホーン兄妹は瓜二つでアイヤツは女の子だと思っていた。しかも腹出しのセーラー服なんて…
僕と近いものを感じた。
「君…アイヤツくんは…僕と似てるね。」
「…え?」
「僕…自分の性別がわからないんだ。一緒────」
「一緒にしないで。」
「え?♡でも似てるじゃ────」
「一緒にすんなってッッ!!言ってんだよッッ!」
その場が静まり返った。空気が凍る。
「…俺寝るわ。」
「ちょっと!♡待っ」
バタン。
「なんなのアイツ。ああいうとこあるよねっ♡」
「人に合わせらんないっていうか。まぁパクリ野郎だから矛盾か今の笑♡」
コメント
1件
めがとんきゅーさん、第15話読みました…! アイヨミとアイヤツ、見た目そっくりなのに中身がこうも違うんだって思うと、もうドキドキが止まらなかったです。特に「一緒にしないで」って言われた瞬間、空気が凍る感じがすごく伝わってきました。性別の話に触れたところ、すごく深いなって…。 主人公が自分を重ねたのに拒絶されるのも、なんだか胸が締め付けられます。続き、気になります…🌙