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書き出し
また長い間投稿せずすみません!
今回はちゃんとストーリーあります!
受験終わったのでこれから
定期的に投稿しようと思います。
1話目が700以上閲覧ついてて
適当にしようとか思ってたので感動してます
頑張ります💪💪
最愛なる宿敵へ
前回の最後
「ククッ、不用心デハナイカ。」
「陸カラ教ワッタ事ハモウ忘レタカ?」
「パラオ。」
🇵🇼「…………っ、海……さん。」
お互いの間の距離は約10メートル。
🇵🇼「海さん…」
「……どうして僕に、」
「刀を向けるの…?」
夜の暗闇の少し遠い、 それでも
とても近い距離に彼がいる。
存在を示すようにランタンの灯りが反射して
刀の切っ先が光って。
彼のその威圧は凄まじくて
でも、怒りは感じなかった。
嘲笑、哀れみ、諦め、それらが
辺りをキンっと冷やす様に埋めつくしている
「…………」
「サァ…?何故ダロウナ。」
そういい長い足で1歩近づいた。
距離は9メートル。
少し沈黙が流れたあと質問が飛んだ。
「……パラオ」
「私カラ怒リヲ感ジルカ?」
「私ノ目に殺意が籠っているように。」
「見えるか?」
話しながら1歩、また、1歩と近づいて
気づけば刀の先が額に
触れそうな距離になっていた。
🇵🇼「感じない…よ」
そう答えると彼は
心底面白そうに
声のトーンをワントーンあげた。
そして表情をピクリとも変えず言った。
「ソウカ。ソレデハ、オ休ミ。パラオ」
僕は衝撃と共に意識を失った。
夜の暗い空間に声が渡る。
「以外ニモ、タイミングトハ合ウンデスネ」
そういうと、闇から
ひとつ新しい声が増えた。
低く、圧のある、リーダー気質な声。
「君の歩き方は読み取りやすい。一定で」
「パラオは私が担ぐ。」
「周りに警戒していてくれ。海軍」
そういい指示を出し歩き出した。
「御意。」
🇺🇸「…………世界が、見捨てた?」
一国の化身が一人で呑気に考えるような
そんな時間がない状況なのは
きっと自分自身が1番わかっている。
それでもあの言葉が胸に刺さったまま
離れないのだ。
「世界ハ私〝達 〟ヲ、見捨テタ。 」
その言葉の意味を
言葉に込められた思いを
考えずには居られなかった。
あの時の日帝の目には
恐ろしい程の醜悪と、憎しみ。
そして深い悲しみがあった気がしたのだ。
🇯🇵「……?アメリカさん?まだ起きてるんですか」
「それともお顔の爛れがが痛みますか」
そういい布団を肩にかけたまま
眠気眼な顔で目を擦りながら日本が来た。
なんとも、可愛らしい格好だ。
もし、今こんな状況じゃなかったら
のほほんとした暖かい雰囲気の中で
日本を心から褒めちぎっていただろう。
日本は、擦った目を開けて部屋を見た瞬間
大きな驚きの声をあげた。
🇯🇵「っ!アメリカさん?!」
「こんなに部屋が…どうしたんですか?!」
部屋は日帝が放った圧でものが落ち
去った時の、つむじ風で
様々なものが散らばっていた
しかし、オレはその問いに答えなかった。
答えるための考える力を
すべて、日帝の言葉の意図を
考えるために使っていた。
そして俺は問いを問で返した。
🇺🇸「……なぁ日本。」
「オレたちはさ、お前らを見捨てたのか?」
🇯🇵「……えっ?」
🇰🇵「南、特定は……っ」
🇰🇷「ッッ今やってるつーの!!」
深夜に、北にはロシアから
僕には中国から。恐らくヘルプの要請の
電話がかかってきた。
しかし、よく音を聞き取るため
自前の 専用機器で音質と音量をあげれば
ロシアの電話の音声からは中国とロシア
中国の電話の音声からも中国とロシア
どちらからも同じ二国の呼吸が聞こえた。
🇰🇵「……同じところにいるのに」
「なのに、両方から着信が来るって……」
🇰🇷「うん。おかしい。」
「第三者の可能性を考えた方がいいね。」
第三者。その可能性は優にある。
しかし、両国とも強国。
簡単にダウンするような国ではない。
🇰🇵「…………世界戦争にならねぇよな」
🇰🇷「っ……知らない。」
そういい、場所の特定に意識を集中させる。
🇰🇷「……った。あった!」
「……ロシアの北の方の小屋だ。山奥の」
🇰🇵「っ遠いな……」
「それに、第三者だって気になる」
🇰🇷「……助っ人が必要かもね…」
強国である両国を伏せさせた相手。
発展が乗り始めた国と滞り始めた国では
もしおびき寄せられただけなら
向かい撃てる気がしなかった。
🇰🇵「……北の方……ヨーロッパか?」
🇰🇷「強いのはそこら辺だろうね。」
「……イギリス、フランス辺りに連絡する」
「急がないと。あの国達の状態も」
「なんにも分からないから。」
「Permesso。」
東アジアで大事件が起きている同時刻。
しかし時差により時間は同じではない。
今、ヨーロッパのイタリアという国では
18時頃で夕飯の時間だった。
そんな時間帯。
ドアの方から来訪者の知らせがきた。
🇮🇹「はぁい!!!なんね〜!」
「ちょっとまっててなんね〜〜〜!!」
大きな声で慌ただしく返事をする。
そんな家主を見かねて、声をかけた。
🇩🇪「来客か?」
🇮🇹「ドイツ!出て欲しいんね〜!」
「ドイツも来客で申し訳ないけど頼むんね」
声をかけた瞬間に
申し訳なさそうに、でも、元気に頼まれる。
🇩🇪「わかった出てくる、気にするな。」
普段の日常と変わらないやり取りに
どこか安心感を覚えたまま
ドイツは玄関へ向かった。
🇩🇪「はい。」
ドアを開けた瞬間。
ドゴッ。と鈍い音が響き
来客の膝はドイツの腹にめり込まれていた。
🇩🇪「……ッッ!!」
「あれ、他の子出てきちゃったんね?」
「…出来るだけ手間かけたくなかったんに」
長い足が地面に下ろされ、
体を支えていた支柱が抜けたように
力なくドイツはへたり込んだ。
🇩🇪「……っ、……っ、」
激しく咳き込みながら
ヒューと息をするドイツを見て
蹴った本人は驚いた。
「わ、この蹴りたえちゃうんね?!」
「タフなんね。……うっざい。」
先程までの緩い雰囲気を一瞬でしまい、
その代わりに絶対零度とも言えるくらい
冷えた視線を送った後、
音もなく手刀をし
巻き込まれた被害者を気絶させた。
「やっと本命なんね ♪」
to be continued .
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