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「稽古つけてやろうか?」

「いや別にいい」

「なんだよ!そこは断るとこじゃねーだろ!」

最近悟がやけに絡んでくる。前は稽古つけてやるなんて絶対に言ってこなかったのに。

「五条」

硝子と話すことはよくある。一緒に買い物に行ったり、お茶したりもした。

「真希、借りるよ」

私、物じゃねーんだけど。

心の中で突っ込み、硝子についていく。


「女子会、どう?」

「いやそれは普通連れてくる前に聞くもんだろ」

硝子のほかにも私より年上の庵歌姫さんがいた。

「真希、久しぶりね」

「どーもっす」

私は硝子の隣に座った。

「つーか女子っつっても野薔薇とかもっとそういうのがいたんじゃねーのかよ」

「真希をからかって照れさせた方が面白いじゃないの」

「ですよね~」

「同意すんな」

すると一人だけ向こう側にいた歌姫さんもこちら側に座って、肩を寄せてきた。

「なんすか」

「五条がね、珍しく相談してきたのよ」

「そーっすか」

あいつのことはどうでもいい。本当にどうでもいい。ただ厄介なだけの男だし、からまれるとまた面倒になるし。

「何の相談か知ってる?」

知らない、と私が言う前に、硝子が

「恋愛相談」

と。

「もー、硝子!なんで言っちゃうのよ」

「すいませんすいません」

「絶対反省してないでしょ?!」

「してないですね~」

勝手に盛り上がってる・・・。こんなことならついてくるんじゃなかった。つーか悟の恋愛なんてどうでもいい。基本誰でもそうだ。下手したら自分のことだって興味ないかもしれない。

「でね、五条の恋愛相談の話なんだけどね」

歌姫さんが続ける。

「緑色の髪で、笑顔がかっこいい女の子って言ってた。誰か心当たりのある人いない?」

「あ・・・知ってる」

「え・・・?」

「真依だろ。真依。京都校の」

でもまさか悟が真依を好きだとは思わなかった。真依、告白されても絶対断れよ・・・!

「「鈍感すぎ!!!」」

叫ばれた。

「真希、あんたに決まってんでしょ!?」

「はぁ?」

歌姫さんは何やら一生懸命だ。

「緑色の髪で、笑顔がかっこいい女の子っつったらあんたしかいねーっつーのよ!」

そう聞いた途端、ぶわっと顔に熱が集まるのを感じた。

「真希、可愛い~」

硝子がからかうように前髪をあげてくる。顔全体が熱くて、本当に嫌になる。

「真希、考えといてあげてね?五条も五条で割と本気らしいから」

「・・・うす」

硝子と歌姫さんはわいわいと盛り上がっているが、私はそんな場合じゃないのだ。どう止めようとしても高鳴ってしまう心臓を抑えようとして必死なのだから。

stay tuned.

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