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「果たして唇は一つなのでしょうか。それとも二つと数えるのでしょうか。ねえねえ、どっちなの~?」
「ルリク様、遂に頭おかしくなっちゃいました?」
エジェを吹き飛ばしてレベルアップした翌日。教室に来ても相変わらず鏡を見てしまう。
「魔術なんて使うんじゃなかった……」
「だから誰も気付かない程度の変化ですって」
隣の席に腰を下ろし、今日の授業で使う教科書を確認しているサスキアが淡々と言った。
「お前は気付いたじゃん?」
「いい加減しつこいです」
「だって気付いたじゃん?」
「そりゃあ私はずっとルリク様のことを見てきましたから」
「えっ……」
トゥクン
俺は胸が高鳴るのを感じた。
「サスキア」
「何です?」
「俺が結婚しても、ずっと護衛でいてくれる?」
「今より好*****************
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