ブルーロック 休暇中
凛「氷織、お待たせ!」
氷織「凛くん!」
凛「じゃぁ行こっか」
氷織「そうやね」
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カフェ
凛「ねぇ、そういえばさ、氷織の家族ってどんな人?」
氷織「ピクッ」
凛「ごめん…嫌なこと聞いちゃった?」
氷織「…僕の両親は、元スポーツ選手やった。だけど、1位になれなかったから、息子である僕に、サッカーで世界一にならせようとしてるんよ」
凛「……」
氷織「でもある日、僕が世界一にならんかったら、離婚するって言ってたのを聞いてしまってな」
凛「離婚…」
氷織「ブルーロックは僕にとってあの家から離れられる逃げ場なんよ」
凛「そっか」
氷織「周りから期待されるのが怖くて、でも、凛くんに出会ってから、僕は変われた」
凛「俺と会ってから?」
氷織「うん」
凛「そうだったんだ…」
氷織「プルルルル…あ…」
凛「?氷織、電話に出ないの?」
氷織「あ…えっと…」
凛「…氷織の両親から?」
氷織「コクッ」
凛「氷織、1回電話に出て、やばくなったら俺に代わって」
氷織「分かった…ポチッ」
氷母『羊、今どこにいるん!?』
氷父『今すぐ帰ってき!』
氷織「でも…」
氷母『羊は世界一にならなあかんねん!』
氷織「ッ…」
凛「氷織、貸してボソッ」
氷織「はい…ボソッ」
凛『もしもし?』
氷母『誰や?』
氷父『もしかしてお前が羊をたぶらかしてるんか?』
凛『氷織羊のチームメイトです』
氷父『チームメイト?』
凛『電話の内容を聞かせてもらいました』
氷母『他人が口挟まんといてくれる?』
凛『確かに、他人が他所の家庭環境に文句を言う筋合いなんてないですけど、子供は親のおもちゃちゃうぞ』
氷織「!(凛くん…怒ってる…)」
コメント
1件
氷織の両親をぶっとばぁーす☆