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attention
・tykg
・BL
kg「」
ty『』
kgm → 天使
knmc → 教祖
ここから 伏字無し
「 ここが … 虚空教の本拠地ですか 」
「 普通の建物に 見えるんですけどねぇ … 」
今日は 、依頼で ＂虚空教＂の本拠地へ来た
虚空教という物は 、神を蝕んでいく厄介な邪魔者らしい
その為 、虚空教の破滅を 神は望んでいる
「 一応 人間に擬態してるから バレないとは思いますが … 」
「 はぁ 〜 、行くかぁ … 」
（ ちゃりんっ
「 …… っ ！？ 」（ 振 返
『 おや 、来客ですか ？ 』
「 え 、えっと … あの …… 」
『 中へ入って良いですよ 』（ にこっ
「 ありがとうございます …… 」
目の前にいる人間は 、誰なのだろうか
まぁ 、そんなの知らなくても ここに居る時点で 殺すだけだ
「 ……… 」
『 あぁ 、僕の名前は＂剣持刀也＂です 』
「 …… え 、？ 」
『 虚空教の教祖をやっています 』
『 貴方は ？ 名前を教えて下さいよ 』
名前を教える ？ 人間界では 普通なのか ？
でも 、そんな事を言われた所で 話す訳 …
『 俯いてますが 、どうしました ？ 』
「 あ 、すみませ … っ 」
『 ……… 』
（ どくんっ
『 それで 、貴方の名前は ？ 』
「 加賀美 … ハヤト …… 」
『 加賀美さん 、よろしくお願いします 』
「 よろしく … お願いします … 」
（ ちゃりんっ
「 … っ 、？ 私 、何して …… ｯ 」
『 加賀美さん 、貴方みたいな客人は 初めてですよ 』
『 なので 、特別に 僕の部屋へ案内します 』
「 …… ふふ 、嬉しいです 笑 」
『 ……… 』（ にこっ
教祖の部屋へ行けるのは 幸運だ
部屋に入った瞬間 、此奴をやれば 情報を奪えるはず
そして 、天界に戻れば 依頼は完璧にこなせる
『 あ 、着きましたよ 』
『 ここが 僕の部屋です 、入って下さい 』
「 分かりまし …… 」
（ ちゃりんっ
「 …… ぁ 、」（ ぺたんっ
『 あは ♡ ほーんと 、可愛い人だ ♡ 』
『 油断は禁物ですよ ？ 加賀美さん ♡ 』
「 なに 、したんですか …… ｯ ？ 」
『 まぁ 、簡単に言えば 催眠術みたいな物ですかね ？ 』
「 催眠術 … ？ もしかして 、あの音 ｯ ！ 」
『 おや 、もう 気付いてしまいましたか 』
私とした事が … やってしまった
あの音が 語意に鳴らされていた物だと 気付けなかった
「 …… ｯ 、！ 」（ ばさっ
『 催眠術を 自力で解くなんて 、さすが 天使ですね 』
『 まぁ … そんな事したって 、もう 無駄なんだけど ♡ 』
（ がちゃがちゃ
「 は … ｯ 、鍵 閉まって …… 」
『 あーあ 、この部屋に 閉じ込められちゃいましたね ♡ 』（ 近 付
「 いや 、来ないで下さい … ｯ ！ 」
『 ほら 、加賀美さん 見て下さいよ 』
（ ちゃりんっ
「 あ 、え …… ？ 」（ ぼーっ
『 これを見ていると 、何も考えられないでしょう ？ 』
あれ 、私 何してたんだっけ … ？
このネックレス きれい ……
けんもちさんのネックレス 凄くきれいだ
「 それ 、凄くきれい … です …… 」
『 催眠術 、しっかりと 掛かっちゃいましたね ？ ♡ 』
『 それなら 、もう こちら側に来て貰いましょうか 』
「 けんもちさぁ …… ？ 」
『 良いですか 、加賀美さん 』
『 ＂僕の目を見ろ＂ 』
（ どくんっっ
「 …… っ ♡ 」（ じーっ
なにこれ 、とーやさんの目しか みれない
この綺麗な瞳に すいこまれる
すき 、すきです とーやさん
「 とーやさん 、すきです 」
『 本当に ？ 僕の事が 好きですか ？ 』
「 うん 、すき ♡ すきですよぉ ♡ 」
『 やっと 堕ちてくれましたね ♡ 僕の可愛い天使さん ♡ 』
わたくしの羽は 、きっと くろくなっているのだろう
だって 、わたくしは 刀也さんに おちてしまったから
「 とーやさん 、わたくし 、堕天使になっちゃいましたね 」
『 別に堕天使でも 良いじゃないですか 』
『 僕は 、ハヤトさんが こっちに来てくれて 嬉しいよ ♡ 』
「 わ 、わたくしも ！ とーやさんと同じで嬉しいです ！ 」
『 ハヤトさん 、ずっと 一緒に居ようね ♡ 」
「 はい 、もちろんですよ ♡ 刀也さん ♡ 」
ねぇ 刀也さん ？
天使から成り下がった堕天使の私と 、永遠に一緒に居て下さいね ♡
いや 、もう 離れられないの方が正しいのかもですね ♡
側からみれば 、教祖が天使を堕としたように見える話だ
でも 、それは 本当に合っているのか ？
この話は
＂教祖が天使を堕とした＂のか
それとも
＂堕天使が教祖を堕とした＂のか
その真相は 、成り下がりの天使にしか分からない ＿
