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おお、これはめちゃくちゃ胸に来るな……。咲希の「みんなと一緒にいられない」って孤独感と、自分を抑えきれずにぶつけてしまった後悔の描写が生々しくて、読んでてこっちまで苦しくなったわ。特に、親友たちを傷つけた自覚があって、それでも司には「いい子」を演じてしまうところが切なすぎる。まだ第1話だけど、この重さと繊細さはガチで刺さる。続きが気になる……!
時は咲希が中学生の時に遡る。咲希は修学旅行をみんなと行けないことに深い悲しみを覚えた。
「みんなと一緒にいられない。みんなが楽しんでいるところに私はいない。なんで私だけこんななんだろう」
と大きな絶望を実感する。そんな矢先一歌たちがお見舞いに来る。
「咲希、見舞いに来たよ。調子はどう?」
と。その時点で咲希は自分の体にイライラしていた。
“なんでこんなに治療を頑張ってるのに全然良くならないんだ”
と。
“なんで私はこんなに辛い思いをしてるのに報われないのか”
と。そしてそのイライラの矛先が一歌たちに向いてしまう。
「もうほっといて!私のことなんか構わないで!」
「え、咲希?どうした、の?」
「私が辛い重だきてるときだってみんなはたくさん笑って!その場に私はいない。みんなが楽しい思いをしてる間、私はすごく辛い思いをしてる、!もう、なんでみんなに当たってるのかもわかんない!もう、何にもわかんない!だからもう!私に構わないで!」
もちろん志歩は黙っていない。
「咲希!何言ってるの!私たちは、いつも隣に咲希がいなくて!いつも私たちの隣で笑ってた咲希がいなくて悲しい思いをしてた!咲希にはわからないかもしれないけど!だけど私たちは!」
咲希は冷たく突き放す。我に帰り、大切な幼馴染を貶し、強く当たってしまった。だからもうみんなとはいられない。そう感じた。
「もう、来なくていいよ。私のことはもうほっといていいから。その方が私も嬉しいから」
「でも、!」
「もう早く帰って!」
甲高い声が病室に広まる。それは悲鳴のようにも感じられた。
「わ、わかった。咲希、無理はしちゃダメだよ」
そう言って3人は病室を後にした。3人が去った病室で咲希は1人で涙を流した。
「ごめんなさい、ごめんなさい、私、取り返しのつかないことをしちゃった、。もう、みんなとは、いられ、ないや」
咲希はただひたすら謝罪の言葉を言い続けた。そして涙が枯れたこと、咲希の中は空っぽになった。
「あれ、そうだ。今日はお兄ちゃんたちが来る日だ。いい子を演じよう」
そして司たちがやってきた。
「よう、咲希!調子はどうだ?」
「あ、お兄ちゃん!うん、なんともないよ!」
「うぬ、そうか!では今日もショーを見せるとしよう!」
「わーい!」
そして司のショーが始まった。だけで咲希の感情が動くことはなかった。ただ司を心配させないために楽しんでいるように演じた。
「ありがとうございました!どうだった、咲希!?」
「うん、すごく楽しかったよ、お兄ちゃん!ありがとう!」
「あぁ!咲希、無茶はするんじゃないぞ!」
そう言って司たちは病室から出ていった。
ーもう、本当に何にも感じなくなったんだな、。