しおちぐですっ!2人とも同じマンションに住んでて、隣人!!
so視点
隣の部屋から、また何かが落ちる音がした。
軽いガラスのぶつかる音。たぶん、またコップだ。
俺はため息交じりに笑いながら、ベランダに出る。
案の定、ちぐちんがしゃがみ込んで床を拭いていた。
so ちぐちん、またやったの?
tg しおたん!? うわ、見てたの!?
慌てて弁解するその声も、慌ててる仕草も、いちいち可愛い。
so 何個目? コップ
tg ……たぶん、五…いや、六…?
指を折って数えてるのがまた、ほっとけない。
so 俺のでよかったら貸すよ
tg えっ、えええ!? それは悪いよ!
so じゃあ条件つけとく
tg じょ、条件!?
ちぐちんの目がくりっと見開かれる。
俺はそれが見たかっただけかもしれない。
so 明日もここで、おしゃべりしてくれる?
ちぐちんが少し驚いた顔をしてから、にっこりと微笑んだ。
tg うん、しよ!しおたんと話すの、好きだから!
その笑顔に、心臓がギュッと締めつけられる。
思わず言葉が止まった。
——これ、もう我慢する理由ある?
so ……俺、そろそろ本気で告白しちゃおっかな
tg へ?
ちぐちんがきょとんとした顔をして、少し頭を傾げる。その可愛さに、またドキッとする。
so 冗談に聞こえる? でも、本気、
so 俺、ちぐちんの全部が好き、どんくさいとこも、優しいとこも、
so 頑張ってるとこも、めちゃくちゃ可愛いって思ってる
言いながら、ちぐちんの反応が見たくて、ちょっと意地悪に微笑んでしまった。
so 俺と、隣じゃなくて、もっと近くにいて?
ちぐちんは、少し頬を赤く染めながら、しばらく黙っていた。
その沈黙の時間が、どうしようもなく切なくて、胸がギュッと痛む。
tg ……しおたん、急すぎるよぉ、 でも、でも、
ちぐちんは、少しだけ顔を背けてから、再び俺を見つめた。
tg これからはもっと、しおたんと近くでお話ししたいし、近くで、一緒にいたい、っ
tg 俺も、しおたんが好きっ!//
その言葉に、俺の胸が温かくなった。
ちぐちんのその素直な気持ちが、全部伝わったような気がして。
so 俺も、近くにいたいよ、隣じゃなくて、もっと
ちぐちんが照れながらも、少しだけ口元を緩めて、手を軽く振った。
tg でも、まずはコップ返さないとだよねっ!
so うん、ちゃんと洗ってからでいいよ、恋人になったんだから俺の家おいで
ちぐちんが顔を真っ赤にしながら、慌てて小さな声で言った。
tg いきなりそんなこと言わないでよ、恥ずかしい…!
so え〜、でももう遅いくらいなんだけどなぁ?
ちぐちんがまた顔を隠すように手で押さえた。
そんなちぐちんに不覚にもキュンとしてしまった。
——この距離、少しずつ近づける。
俺の恋は、もう一途に叶う方向に進んでいく。
1話完結物語っ!!
りうちゃ誕生日おめでとう!!🎊
うちが誕生日の時はりうちゃが小説書いてくれたよねw ありがとうっ!💕
これからもよろしくね!!🫶
大好きだよぉ!!
コメント
5件
控えめに 言って 最高 ✨️✨️ 照れてる tgくん が 可愛すぎる っ 💕 やっぱ かちゃま は 物語 書くの 上手いなぁ ~ !!! 誕プレ ありがとぉ っ !! これからも 仲良く しよーね っ 💕🫶