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ウェイトレス♥️ × 客💚
カメラが回り始める。
セットは小さなレストラン。
柔らかな照明。
そこに現れたのは――
ウェイトレス姿の宮舘。
機能性と上品さを兼ね備えたスーツ
整った髪。
気品のある佇まい。
スタッフから小さなどよめきが起こる。
席に座っていた阿部は
思わず目を細めた。
💚(……やば)
💚(似合いすぎ)
宮舘は丁寧に頭を下げる。
♥️「いらっしゃいませ」
♥️「ご注文はお決まりでしょうか」
💚「じゃあ」
💚「このパンケーキください」
♥️「かしこまりました」
宮舘が皿をテーブルに置く。
フォークを添える。
すると
阿部がゆっくり言った。
💚「ねえ」
♥️「はい」
💚「食べさせて?」
♥️「……」
宮舘の動きが止まる。
💚「ウェイトレスさん」
💚「サービスでお願いできますか?」
声は静か。
だが…
どこか甘い。
♥️「……」
宮舘はフォークを持つ。
ケーキを少し、すくう。
そして
阿部の口元へ運ぶ。
♥️「どうぞ」
距離が近い。
阿部はそのままゆっくり口を開く。
💚「……おいしい」
そう言って少し笑った。
だが次の瞬間、
阿部は宮舘の手首を
そっと掴んだ。
♥️「……?」
💚「ちょっと待って」
宮舘の指先を見つめる。
♥️「……?」
💚「クリーム、ついてますよ」
宮舘は自分の指先を見る。
ほんの少し
白いクリームがついていた。
♥️「あ……」
その瞬間――
阿部は宮舘の手を軽く引き寄せ、
そのクリームを
ぺろっと舐め取った。
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#ゆり組
♥️「……えっ!?」
阿部は何事もなかったかのように
小さく笑った。
💚「甘いですね」
💚「パンケーキ…」
💚「そして」
💚「だてさんも♡」
距離はまだ近いまま。
💚「だてさん」
♥️「……は、はい」
💚「もう一口」
💚「お願いしていい?」
宮舘は再びフォークを持つ。
ケーキを差し出した瞬間。
阿部が小さく笑った。
💚「ほんと」
💚「かわいいですね」
♥️「……っ//」
その言葉は
マイクにぎりぎり乗らないくらいの
小さな声だった。
💚「次は、俺が食べさせますよ?」
そう言って阿部は、フォークでパンケーキをすくう。
ゆっくりと、わざとらしいほど丁寧な動きで
そのまま宮舘の口元へ運んだ。
💚「はい、どーぞ」
♥️「……」
一瞬だけ間が空く。
けれど宮舘は何も言わず、静かに口を開けた。
その瞬間——
ひょい、とフォークの向きが変わる。
結局、そのまま阿部が口に運んだ。
♥️「……」
宮舘はわずかに目を細める。
♥️「あざといぞ、阿部」
💚「ふふ」
悪びれもせず、楽しそうに笑う。
💚「じゃあ……今度こそ」
💚「食べて?」
一瞬、視線がぶつかる。
宮舘はわずかに息を整えてから——
そのまま口を寄せる。
甘い生地の味と、
ほんの少しだけ残る、阿部の気配。
♥️(……間接キス)
💚「どうですか?」
くすっと笑いながら覗き込んでくる。
♥️「……悪くないです」
そう言いながらも、視線は逸らしたまま。
その空気は、もう——
まるで、ふたりだけのものだった。
ネクスト🩷♥️