【 時透side 】

検定は続く…

スタッフ「どちらから告白されたんですか〜？」

五条・時透「「こっち」」

五条・時透「「…………」」

時透「なに言ってんの。」

時透「私、ナミ（仮）から『五条クンがアンタのこと好きだって〜』って聞いたけど？？」（嘘）

五条「それ言ったらお前……あれだ、俺は田中（仮）から『隣のクラスの時透さんがお前のこと呼んでるぞ〜』って言われたけど？？」（嘘）

五条・時透「「…………。」」

スタッフ「ええっと、、結局どちらから？」

時透「ど、do、同時に…的な？」

五条（何言ってんだコイツ。）

スタッフ「へ、へぇ〜そんなこと、あるんですね、〜」

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スタッフ「ちなみに、直ですか？」

五条・時透「「はい。」」←少女漫画の鉄則

スタッフ「場所は？」

五条・時透「「校舎裏」」←少女漫画の鉄則

スタッフ「え〜素敵！まるで少女漫画みたい…」

五条・時透「「ま、まあそうですね、！」」←王道すぎた。

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スタッフ「それでは最後に、」

スタッフ「お互いの好きなところを教えてください。」

時透「え”っ…」

五条「…………。」

五条の、好きなことろ！？

いやいや、強いて言うなら良いところでしょ。

時透（3個出せればいい方だわ）

スタッフ「どちらから言います〜？」

時透「じゃあ私から。」

五条「え、____」

時透「え？」

五条「…いや、なんでもない」←ビックリした。めちゃくちゃ。心臓飛び出ると思った。すごく。

時透「ええっと……」

五条の、良い、所、、

あぁそういえば、

コイツはいつも私のこと助けてくれるっけ。

時透「困ってる時、助けてくれたり、」

なんだかんだいって、わがままには付き合ってくれるんだよなぁ。

時透「なんだかんだいって、優しかったり、」

時透「あとは………」

元気がない時も、迷子になって落ち込んでいる時も、

時透「…些細なことにも気づいてくれて、いつも隣にいてくれるところ、ですかね。」

スタッフ「……素敵。」

時透「え、」

スタッフ「なんていうか、具体的ですね！」

時透「え、あ、はい。」

スタッフ「彼氏さんがちゃんと側にいて支えてくれているなんて、……素敵。」

スタッフ「私なんて、家賃代わりに払った挙句浮気されましたから……」

時透「お、おねーさんも色々あるんですね！？」

拝啓 “ めちゃくちゃガン見してくる ” 君へ

好きではないよ。

でもね、いいと思うところはたくさん出てくるの。

いや、言いたくないし、伝えたくもないけど。

ただね、一緒にいると、

なんか、その、

すごくいい。

…そんな気がする。多分。