コメント
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やっぱり2人はモテモテだね....。 好きな人と些細なこと、他の人と違って少し特別なことをすると幸せを感じてしまうの凄く分かる........。自分のことをもしかしたら好きなのかも....って期待しちゃうよね。 桃くんは優しいから女の子の誘いを断りきれなかったのかな....? 恋ってやっぱり難しいよね........。
『 愛してください 』
・桃赤
・学パロ
・🎢です、吹き飛ばされないよう⚠
・視点変更有
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赤side
赤 「 …………、 」
朝8時、自身が通学している学校の下駄箱前で足を止める。
朝から学校はいつもよりざわざわしている。
恐らく今日がバレンタインだからだろう。
赤 「 ……………… 」
早く教室に行かなければ ただ玄関で立ち止まっているヤバい人、と思われるだろう。
ただ、教室に行こうという気持ちとは裏腹に、どうしても上履きに履き替える気にはならない。
理由は……、
桃 「 ぁ、りうらおはよ。 」
赤 「 っ……?!/// 」
この人だ。
先に教室にいると思っていたが、まさか玄関で遭遇するとは。
桃 「 …どした? 」
赤 「 っあ、いや…… 」
赤 「 おはよ 笑 」
桃 「 なにそれww 」
桃 「 一緒に教室行こ 」
赤 「 ぁ、うん… 」
金曜日、ないくんにお泊まりを誘われ、2人で1日を過ごした。
別に変なことは起きなかった。←
…だけど、”ないくんと泊まった” という事実が頭の中を駆け巡っているせいで 彼と話すことに緊張してしまう自分がいた。
一方彼方は緊張している素振りなど1ミリもなく。
赤 「 なんかやだ……《小声》 」
桃 「 ……? 」
桃 「 なにが?? 」
赤 「 え、あ、いやー、 」
赤 「 いやなんも 笑 」
桃 「 さっきからなんなのさw 」
あんたのせいだっつーの。
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桃side
自分の大嫌いな学校に着いた時、1番最初に視界に入ったのはりうらだった。
姿を見た瞬間、分かりやすく俺の心臓は悲鳴をあげた。
恥ずいって……。
ふたりで廊下を歩いていると、先日のお泊りをどうしても思い出してしまう。
あっちは全然動揺していなかったけど。
世間はバレンタインだ、っつーのに。
俺は何やってんだか。
赤 「 んね、ないくん…、 」
桃 「 っ へ? 」
桃 「 ……!!!!// 」
分かりやすく声は裏返った。
赤 「 ……w 」
赤 「 大丈夫??笑 」
桃 「 …うんw 」
“ 好きな人 ” の前で。
赤 「 っぁ、で その、ないくん今日一緒に帰れる…? 」
桃 「 ぇ、まぁ 帰れるけど……。 」
赤 「 ……!!✨ 」
赤 「 一緒に帰ろ!!!! 」
桃 「 ……俺で良ければw 」
不覚にも、” 告白されちゃったり…… “
なんて期待してしまった自分がいた。
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赤side
ないくんと一緒に帰る約束をした。
……のだが。
「 りうらくん、これ 受け取ってください……!! 」
「 バレンタインのチョコです!! 」
「 …付き合ってください……!!! 」
「 あの、クッキー作ったんですけど、貰ってくれませんか…?! 」
…そういや去年もこんな感じだったな。
放課後、女子に捕まっていた。
一方
「 ないこくん受けっとってー!!! 」
「 ないこくん、チョコです…!! 」
「 付き合ってくださーい!!! 」
桃 「 あ、ありがと~……笑 」
あっちも同じような感じだった。
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赤side
チョコ渡し、
加えて告白祭りの騒動は収まり。
廊下を歩いていたのもつかの間、 教室の手前で足が勝手に止まった。
〉あの………
〉ないこ先輩、一緒に帰ってくれませんか……?
桃 「 ぇ…? 」
ぇ……。
教室にないくんと女の子の2人きり。
鼓動がものすごく速くなった。
しかも相手の子は、可愛い
と有名な子。
先約、忘れられてたらどうしよう。
ないくんの目が、あの子に移ったらどうしよう。
気にしなくていい事ばかり気にしてしまう。
桃 「 ぇーと……笑 」
明らかに動揺している彼。
……そういえば。
俺は何を期待していたのだろうか。
ないくんのことを好き、って人がどのくらいいるのか
分かりきっていたことだ。
” お泊まりしたから “
……だから何…?
お泊まり = 好き とは限らない。
勝手に期待して、勝手に喜んで。
赤 「 ばか…… ポロッ 」
苦しい。
恋って、こんなに辛いの……?
愛して欲しい。
ただそれだけで。
愛してもらうことが、
恋することが、
赤 「 つらい、よッ……ポロポロ 」
〉パキッ
足元から音が聞こえた。
下を向けば、ペットボトルの破片があった。
桃 「 ぇ、りうら……? 」
赤 「 …………!!!!ポロポロポロポロッ 」
逃げなきゃ。
反射で体は動いた。
赤 「 …ポロポロポロポロッ 《走》 」
桃 「 ッ ねぇ、りうら……! 」
〉待って……!
〉ないこくんのこと、好きなんです……!!///
〉話だけでも、聞いてください…/////
桃 「 いや、でも……!! 」
そのあと、俺の後ろから足音が聞こえることはなかった。
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投稿遅くてすみません😭😭
これ書き始めたのバレンタインの日だったので、バレンタインネタです、すみません💦💦