『 愛してください 』
・桃赤
・微 桃 × モブ 要素有
・🎢注意
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桃side
モ 「 お願い、話を聞いて欲しいんです……ポロポロ 」
桃 「 っえ、いや、ちょ… 」
前の俺だったら、ばっさり断ってたんだろうな。
だけど
“ 人を好きになる気持ち “
が、分かってしまったから。
告白って、凄い勇気のいることなんだなって、分かっちゃったから。
モ 「 ずっと、好きで……ポロポロ 」
桃 「 ごめん、一緒に帰る人がいるの。 」
モ 「 それって、さっきの 大神くん……?ポロポロ 」
赤 「 …いや、まぁそうだけど……… 」
モ 「 男じゃん!!!! 」
桃 「 っ、は……? 」
モ 「 男なんだから、いつでも一緒に帰れるでしょ……!!!! ポロポロポロポロッ 」
桃 「 ……………… 」
これだけは、言われたくなかった。
男 × 男 。
これは、駄目なことなの…?
モ 「 好きなの……ッ。 」
桃 「 ごめんなさい、付き合えません。 」
モ 「 っどうして…? 」
モ 「 付き合えないなら、もっとキッパリ断ってよ!!!! 」
桃 「 ……… 」
桃 「 ……好きな人がいます。 」
モ 「 っえ、嘘だ……笑 」
モ 「 冗談言って、もて遊ばないでよ……ポロポロ 」
桃 「 嘘じゃない。 」
モ 「 な、いこくん……っ ポロポロポロポロッ 」
桃 「 ごめん。 」
桃 「 これ以上は聞けない。 」
桃 「 けじめ、つけたいの。 」
モ 「 ……そっか笑 」
モ 「 迷惑かけてごめんなさい。 」
桃 「 …気持ちは、嬉しかったよ。 」
桃 「 真剣に言ってくれてるってこと、伝わった。 」
桃 「 ………ただごめん、もう行かなきゃ。 」
モ 「 ……… 」 )頷
桃 「 じゃあ また明日。 」
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赤side
赤 「 はっ、は……ッ 」
全力疾走の代償によって、ずっと息が上がっていた。
赤 「 ない、くっ……ポロポロ 」
この場にはいない彼の名前を呼ぶも、当然返事などない。
赤 「 ……… 」
もしかしたらないくんが追いかけてくれるんじゃないか、
もしかしたらないくんは、あの女子の告白を断ってりうらを見てくれるんじゃないか。
根拠など無いのに、勝手に妄想する。
公園のブランコをひとりで漕いでから20分。
太陽は沈んできて、まるで俺の心を代弁しているかのように暗くなった。
赤 「 ……さむっ、 」
体も心も冷えてきて、風邪をひいたらアホらしい。
赤 「 帰ろ… 」
赤 「 どうせ家帰ってもひとりだし、ね笑 」
「 りうらっ!!!!!! 」
赤 「 っぇ…、 」
桃 「 よかっ、た、みつけた……ッ 」
「 はっ、は……ッ 」
「 ゲホッ、…っ 」
ないくんは、さっきのりうらより荒い息をしていた。
桃 「 ………こんなとこ、いたんだ…ッ、 」
桃 「 一緒に帰れなくてごめん……。 」
赤 「 ……べつに。 」
赤 「 た だ、一緒に帰りたかった、だけ……ッ 」 )震
何に対して声が震えているのか分からない。
俺の目には 今にも零れそうなほど涙が溜まり、声も 震えていた。
桃 「 ……ほんと、ごめん… 」
「 ……き、だよ。 」
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お久しぶりです……!!
4月になってましたすみません……😖🙏🏻
この連載と、もう1個の連載は絶対終わらせますので💦
閲覧ありがとうございました🙌🏻💗
コメント
1件
お久しぶりだーーー!!!😖💖 更新ありがとう🥹🥹 自分のペースで無理せずにねーー!!