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愛してください。

13 - 第13話

♥

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2025年04月11日

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『 愛してください 』


・桃赤

・微  桃 × モブ  要素有

・🎢注意













。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。




桃side













モ 「 お願い、話を聞いて欲しいんです……ポロポロ  」


桃 「 っえ、いや、ちょ… 」




前の俺だったら、ばっさり断ってたんだろうな。








だけど








“ 人を好きになる気持ち “



が、分かってしまったから。






告白って、凄い勇気のいることなんだなって、分かっちゃったから。









モ 「 ずっと、好きで……ポロポロ 」


桃 「 ごめん、一緒に帰る人がいるの。 」


モ 「 それって、さっきの 大神くん……?ポロポロ 」


赤 「 …いや、まぁそうだけど……… 」


モ 「 男じゃん!!!! 」


桃 「 っ、は……? 」


モ 「 男なんだから、いつでも一緒に帰れるでしょ……!!!! ポロポロポロポロッ 」










桃 「 ……………… 」




これだけは、言われたくなかった。



男 × 男 。


これは、駄目なことなの…?









モ 「 好きなの……ッ。 」


桃 「 ごめんなさい、付き合えません。 」






モ 「 っどうして…? 」


モ 「 付き合えないなら、もっとキッパリ断ってよ!!!! 」







桃 「 ……… 」



















桃 「 ……好きな人がいます。  」











モ 「 っえ、嘘だ……笑 」


モ 「 冗談言って、もて遊ばないでよ……ポロポロ 」


桃 「 嘘じゃない。 」


モ 「 な、いこくん……っ ポロポロポロポロッ 」




桃 「 ごめん。 」


桃 「 これ以上は聞けない。 」


桃 「 けじめ、つけたいの。 」












モ 「 ……そっか笑 」


モ 「 迷惑かけてごめんなさい。 」


桃 「 …気持ちは、嬉しかったよ。 」


桃 「 真剣に言ってくれてるってこと、伝わった。 」


桃 「 ………ただごめん、もう行かなきゃ。 」


モ 「 ……… 」 )頷


桃 「 じゃあ また明日。 」
























┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




赤side











赤 「 はっ、は……ッ 」



全力疾走の代償によって、ずっと息が上がっていた。








赤 「 ない、くっ……ポロポロ 」



この場にはいない彼の名前を呼ぶも、当然返事などない。










赤 「 ……… 」




もしかしたらないくんが追いかけてくれるんじゃないか、


もしかしたらないくんは、あの女子の告白を断ってりうらを見てくれるんじゃないか。






根拠など無いのに、勝手に妄想する。







公園のブランコをひとりで漕いでから20分。


太陽は沈んできて、まるで俺の心を代弁しているかのように暗くなった。




赤 「 ……さむっ、 」


体も心も冷えてきて、風邪をひいたらアホらしい。



赤 「 帰ろ… 」


赤 「 どうせ家帰ってもひとりだし、ね笑 」





























































「 りうらっ!!!!!! 」











赤 「 っぇ…、 」





桃 「 よかっ、た、みつけた……ッ 」


「 はっ、は……ッ 」

「 ゲホッ、…っ 」





ないくんは、さっきのりうらより荒い息をしていた。












桃 「 ………こんなとこ、いたんだ…ッ、 」


桃 「 一緒に帰れなくてごめん……。 」





赤 「 ……べつに。 」


赤 「 た だ、一緒に帰りたかった、だけ……ッ 」 )震



何に対して声が震えているのか分からない。


俺の目には 今にも零れそうなほど涙が溜まり、声も 震えていた。

















桃 「 ……ほんと、ごめん…  」
































































「 ……き、だよ。 」



















。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。










お久しぶりです……!!


4月になってましたすみません……😖🙏🏻





この連載と、もう1個の連載は絶対終わらせますので💦


閲覧ありがとうございました🙌🏻💗




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