TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

『わっ、もうこんなに暗くなってる‥!!』


「流石に今から遊ぶのは危険じゃないかしら?

それに、最近不審者がいるって聞くし…」


『じゃあ明日!

明日遊びに行こ?』


「それなら良いわよ~」


『わぁーい!』


「じゃ、帰りましょうか」


ーーーーーー

『お母さん、行ってきます』


「えぇ、行ってらっしゃい」



それから、お母さんの体調はみるみる回復して行き、退院することができた。

その後、お母さんも働けるようになったこと、そして明莉さんの支えもあって、大学まで通わせてくれた。


『良い職場だと良いなぁ‥♪』


まだこの会社がブラックだと知らない私の、最後の希望なのでした…


ーーーーーーーーーーー


お母さんと明莉さん、元気かなぁ‥?


ープルルルルル


『ひゃあ!?』

『って何だ明莉さんか…』


ーポチっとな。


「もしもし~?」


『あ、天音ですっ!』


「あら天音ちゃん、最近調子どう?」


『元気だよ』


「そう、それなら良かった」


「あ、本題を忘れてたわ」


『本題?』


「そうよ、来月、お姉ちゃんと東京行くから、天音ちゃんのお家に泊まって行きたくって‥」

「いいかしら?」


『全然いいですよ!』


「それじゃあ、来月の13日に行くわね~」


『はーい‥!』


ーピッ


よし、13日のところに書いとk)


…ん?


13日…

じゅうさんにち‥??


『り、りん様のライブと被ってるじゃん!?!?!?』


ど、どうしよどうしよ!?


流石にりん様のライブをキャンセルする訳にも行かないし‥明莉さんとお母さんに東京を案内したりとかしたいし‥


『ど、どうしよう…💦』


で、でも仕方ないよね…

だって‥


りん様のライブだもん!!


『よし、ではでは早速明莉さんにLINEしようぞよ~!!』


ーーりん様パワーすげぇ!!


『今まで緊張してた電話も!LINEも!』

『陰キャ発動しないでできる~!!✨』


ーごめんなさい、13日は推しの武道館ライブがあって‥どうしても家空けられないんです


ー武道館ライブって、天峰りんちゃんのライブ?


ーは、はい 実はチケット当たっちゃって‥


ーそれなら全然大丈夫よ~!

ー私もお姉ちゃんもりんちゃんのライブ当たったから東京行くの!


ーええっ!?そうなんですか!?


ーえぇ同担がいて嬉しいわ!


ーあ、ありがとうございます!!✨


ーいえいえ、それじゃあ、また連絡するわね。


ーはい!ぜひ!!✨


『ま、まさか明莉さんまでりん様推しだったなんて‥』


…ん??

そういえば、「お姉ちゃんも推してる」って言ってたような…??


え??お母さんが?????


loading

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚