コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『わっ、もうこんなに暗くなってる‥!!』
「流石に今から遊ぶのは危険じゃないかしら?
それに、最近不審者がいるって聞くし…」
『じゃあ明日!
明日遊びに行こ?』
「それなら良いわよ~」
『わぁーい!』
「じゃ、帰りましょうか」
ーーーーーー
『お母さん、行ってきます』
「えぇ、行ってらっしゃい」
それから、お母さんの体調はみるみる回復して行き、退院することができた。
その後、お母さんも働けるようになったこと、そして明莉さんの支えもあって、大学まで通わせてくれた。
『良い職場だと良いなぁ‥♪』
まだこの会社がブラックだと知らない私の、最後の希望なのでした…
ーーーーーーーーーーー
お母さんと明莉さん、元気かなぁ‥?
ープルルルルル
『ひゃあ!?』
『って何だ明莉さんか…』
ーポチっとな。
「もしもし~?」
『あ、天音ですっ!』
「あら天音ちゃん、最近調子どう?」
『元気だよ』
「そう、それなら良かった」
「あ、本題を忘れてたわ」
『本題?』
「そうよ、来月、お姉ちゃんと東京行くから、天音ちゃんのお家に泊まって行きたくって‥」
「いいかしら?」
『全然いいですよ!』
「それじゃあ、来月の13日に行くわね~」
『はーい‥!』
ーピッ
よし、13日のところに書いとk)
…ん?
13日…
じゅうさんにち‥??
『り、りん様のライブと被ってるじゃん!?!?!?』
ど、どうしよどうしよ!?
流石にりん様のライブをキャンセルする訳にも行かないし‥明莉さんとお母さんに東京を案内したりとかしたいし‥
『ど、どうしよう…💦』
で、でも仕方ないよね…
だって‥
りん様のライブだもん!!
『よし、ではでは早速明莉さんにLINEしようぞよ~!!』
ーーりん様パワーすげぇ!!
『今まで緊張してた電話も!LINEも!』
『陰キャ発動しないでできる~!!✨』
ーごめんなさい、13日は推しの武道館ライブがあって‥どうしても家空けられないんです
ー武道館ライブって、天峰りんちゃんのライブ?
ーは、はい 実はチケット当たっちゃって‥
ーそれなら全然大丈夫よ~!
ー私もお姉ちゃんもりんちゃんのライブ当たったから東京行くの!
ーええっ!?そうなんですか!?
ーえぇ同担がいて嬉しいわ!
ーあ、ありがとうございます!!✨
ーいえいえ、それじゃあ、また連絡するわね。
ーはい!ぜひ!!✨
『ま、まさか明莉さんまでりん様推しだったなんて‥』
…ん??
そういえば、「お姉ちゃんも推してる」って言ってたような…??
え??お母さんが?????