嘘吐き狼の懺悔ゲーム
ギィー、ガチャッ
「あっ!ミミくんと黄金くん!やっと来たよー!」
「、、、ごめん。」
「、、、?なんか元気ないね?どったの?」
「、、、別になんとも。」
「ね、ねぇ、放送で言ってた梨杏処刑って何だったの?」
「、、、」
「そういえば、 梨杏ちゃんがいないよね?どうしたの?」
「、、、」
「まさか、、、!」
「、、、死んでしまいました。水槽に溺れて、苦しみながら、、、。」
「、、、う”っ!」
「お”ぇ、、、」(嘔吐)
「!?黄金さん!」
『あらあら、吐いてしまったようですね。』
「!!ゲームマスター!」
「で、名前あってる?」
『はい、それで大丈夫ですよ。』
「ゲームマスター!梨杏は?」
『梨杏さんは生きていますよ。ただ、もう自我がありませんけどね。』
「そ、そんな、、、。」
『相手の心配をする前に自分達の心配もしましょうよ。』
『貴方達もあーなってしまう可能性があるんですよ?』
「、、、」
『まあいいでしょう。次のゲームを紹介します。』
『次のゲームは宝探しです!他チームより沢山のお宝を探せるようにしましょう!!』
「宝探し、、、。」
『そうです!それではまた、ペアを決めていきます。』
『1グループは翠海さんと黄金さんです』
「また、僕達ですか、、、。」
「そうだね、、、。」
「、、、過ぎてしまったことは仕方ありません。この勝負、絶対に勝ちましょう。」
「、、、そうだよね。うん、頑張ろう。」
『2グループは萌さんとなつさんです。』
「おぉ!違うチーム!よろしくね!」
「う、うん!よろしく!頑張ろうね!」
「うん!宝探しは得意だぞ〜!」
『3グループはりくあさんと光樹さんです。』
「よし、頑張ろうね!みっくん!」
「うん!僕結構得意だよ!宝探しゲーム!」
「僕も得意なんだ〜!よし!これは勝ったな!」
『それでは、ゲームを始めましょう』
『その部屋に宝探しに役立ちそうな物があるのでご自由にとってください。』
『準備が出来た人から中に入ってください。』
「よし、準備はどうですか?黄金さん」
「俺は大丈夫。役に立ちそうな物はとりあえず持っといたよ。」
「物がありすぎても困りますし、金属探知機や探しやすそうな物くらいは持っていきましょう。」
「そうだね。」
「宝探しって言ってるけど何が隠されてるんだろうね?」
「うーん、わかんないけどこの大きい袋とか持っていったらどうかな?」
「見つけられた時に沢山入れられると思うし!」
「それいいね!あとは、、、これとか持っていこ!」
「OK!準備完了かな!」
「ねぇねぇ、りくねぇ。どれだけ持ってく?」
「うーん、沢山持ってた方が役立ちそうだけどな〜、、、。」
「そうだよね〜。でもありすぎると邪魔になりそうだし、、、。」
「難しい、、、って、これ、、、。」
「ん?どうしたの?」
「、、、いや、なんでもないよ!」
「それじゃあ物はこれくらいにして、準備完了でOK?」
「うん!バッチシだよ!」
『次処刑される悪魔は貴方です。』
『精々最期のゲームを楽しんでください。』
『それでは皆さん。ゲーム開始です!!』
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