今日やっとランダルが来てくれた!
嬉しい!
嬉しすぎて思わず抱きついちゃった♡
でもこれはランダルが可愛いからいけないの。
しょうがないよね。
あ、そういえばこれも見せてあげなきゃ。
『あのねあのね、サトルがこれ書いたの。』
ん、うっかりサトルって言っちゃった。
まぁいいよね。
「こんな…こんな…」
「クールな作品見たことないよ!さすが!」
ランダルはぼくのことをいっぱい褒めてくれた。そんなとこも大好き。もちろん恋愛感情で。
『えへへ、そう言ってくれるって思ってた…!』
その時ぼくの頭にエキサイティングな考えが思いついてしまった。
「だからね…ランダルにも書いてあげるよ…」
「ぼくの名前…♡いいよね?」
ランダルならきっとOKをくれるよ。見てて?
「もちろん!好きにしていいよ♡」
ほらね、ランダルはなんでも許してくれるの。
好き。ほんと大好き。
それからぼくはランダルの身体中至る所にぼくの名前とかをいっぱい書いた。
お腹とか足とか腕とか。あと内ももも書いてあげたよ。
恥ずかしがってるランダルが可愛くてつい深く掘りすぎちゃったけど。
ぼくの愛の深さと一緒だね♡
書き終わったあと、ランダルはにこにこしながら傷を見つめていた。
そんなランダルを見てぼくはつい言っちゃったんだ。
『ぼくが大人になれたらランダルみたいなお嫁さんが欲しい』って。
それを聞いたランダルったらほんと可愛いの。
顔真っ赤にして期待した目でぼくを見てくれてさ。
でもね、ぼくはこれよりもっといい顔を知ってる。
『まぁ、ぼくは大人になれないけどね』
ほら、ランダルの顔が一気に暗くなったでしょ?おまけに俯いちゃったし。
ほんと可愛い。愛してる。
なんでそんなに可愛いんだろう。食べちゃいたいくらい可愛い。
ずっとずっとそのままでいてね。