少し悲しいかもです___
俺は元々人懐っこい性格だった。親も兄も優しくて好きだった。
でも俺の能力が判明してからは親も兄も俺には冷たくなって邪魔者扱いされるようになった。
親からは虐待され兄からは暴力まぁ世でいう虐めだ。
こんなことをされても学校には行かないと行けなかった。いや行かせられたの方が正しいな。でも学校に行った所で俺の扱いは相変わらず雑。
先生に相談しても「君が悪い」の一言で済ませられる。仲の良かった友達からも見放され、イジめを受ける始末。しかも俺は関わった覚えのない他校生の人からも虐められ、居場所は無くなった。いや、元々無かったのかもしれない。なんせ俺は他の人とは少し違ったから。
その理由は 能力 だ。
俺は元々能力というものは知らなかったし無かった。でもある日を境に俺は能力が使えるようになっていた。
さっき言ったある日とは俺が街に買い物をしに行った時だ。
能力が発動する前、俺は親に頼まれた買い物を済ませて帰路に着いた。
でもその帰り道、幼かった俺は運悪くガタイの良い男の人に絡まれたんだ。
「 ねぇ、 僕今から 何処に行くの ? 親御さんは 何処に 居るのかな? 」
「 ぇ、… あ 、、、 えと…… 」
初めて家族や友達以外の男に話しかけられた俺はテンパって答えることができずオドオドしていた。しばらく経っても答えない俺に痺れを切らしたのか男の人は俺に対して
「 質問してんだからいい加減答えろや!!! 」
と怒鳴り男の人は近付いてきた。でも近付かれるのが嫌だった俺は咄嗟に手を前に出し
「 やめて!!!!! 」
と大声を出し、前に出した手が男に触れた瞬間、男は壊された物のように倒れた。
それを見ていた周りの人は男の人に駆け寄って息をしているか確認していた。そして息をしていないと分かった途端みんな俺に向かって
「 人l殺lし !!!!」
と叫んだ。でもその状況を飲み込めなかった俺はみんなが何を言っているのか分からなかった。
俺は殺lしていない、勝手に相手が倒れただけだ。と自分に言い聞かせその場から離れた。
そして、家に帰ると親に、
「 チッ、、帰ってきたのか、化け物。 」
と言われ俺はとても驚いた。
化け物、?俺が?違う、違う俺は化け物なんかじゃない。普通の人だ。
と無理矢理自分を納得させ早足で部屋に向かった
そこで俺は気が付いた。これは 能力だ とな。
そして部屋に戻り俺の能力について調べてみたら、俺の能力は
破壊神 。
破壊神という能力は俺が少し触れただけでも物や人、動物、全てのものが壊れる能力。
調べても能力が無くなる訳でもねぇし、おまけに幼かったからまだ制御の仕方や操り方が分からなかった。
だから外に出ることも出来ず、家で父に勉強を教わっていた。
でも俺は人一倍頭が良かったから教えて貰ってる間は苦痛でしか無かった。
だから俺はその苦痛から逃れるためにはどうするかと考えた矢先、 「 脱走 」 という考えが頭をよぎった。
それなら実行できると思ったから早速試したが、
「 おい 、 逃げるな 人l殺lし 」
と言われ見つかり、躾という名の暴力をされ無理矢理勉強させられた。
でもある日俺は父が帰ってくる前に窓から外に出ようとしていて、出れそうとなった時に父に見つかってしまった。
「 待て !!! 」
と言われたが俺はそんな言葉を聞き流し、外に出て無我夢中で走った。
しばらくすると来たことのない、暗い人気のない所に着いた。
嗚呼これでやっと解放されると思い、壁にもたれて休憩していると誰かに話しかけられた。
「 ねぇ、 そこで何やってるの ? 」
「 、ッ!? 」
「 あぁごめん、驚かせちゃたね、笑 」
「 オレの名前はアキト ! よろしくね ! 」
俺は戸惑った。なんで初めて会うのにこんなにも馴れ馴れしいのかと。
俺は名前を聞いていない。なのに此奴は自ら自分の名前を名乗った。
名乗られたからには 俺も名前を言わないと思い、恐る恐る口を開き震える声で
「 … 俺、は、、 トウ 、、、 ヤ 、」
と自分の名前を名乗った。俺の名前はもう街中に広がっていて指名手配とやらまでされている為、アキトという人も怖がって逃げると思った。でもアキトは
「 トウヤ ? イー名前じゃん!! 」
と怖がりもしないで名前を褒めてきた。
でもどうせ此奴は俺を捕まえる為に言っているのだろうと思い警戒しながら
「 お前は此処に何しに来た。どーせお前も俺をt」
「 んー、特に来た理由はないかな!」
「 は 、、、 ? 」
此奴は何を言っている?来た理由はない?理由もなく此処に来るものなのか?
「 あ、でも1つだけあるよ! 」
「 それは、 “ 姉に言われて 逃げてきた “」
「 、、、え、?」
逃げてきた?こんなに明るく元気な人が?俺は驚いた、こんなことが有り得るなんて。、、、でもこれは俺を油断させる手口かも知れない。だから油断してはいけない。
「 、、、逃げてきたって本当? 」
「 うん、本当!君は? 」
「 、、、、言わない。」
「 え、なんで〜? 」
「 どーせ、聞き出して油断させてから俺を捕まえる気だろ、!! 」
「 … え? 」
「 、っ!!! 」
嗚呼やってしまった。言ってしまった、言わないようにしていたのに。 やらかした、嫌われる 。 と内心焦っているとアキトは
「 オレがトウヤを捕まえる?なんで? 」
「 仲良くなったのに捕まえる意味ってあるの? 」
「 … は? 」
仲良くなった?捕まえる意味はあるの?何を言ってるんだ、此奴は。俺はお前と仲良くなったつもりなんてないし、なんせ俺は指名手配されているんだぞ?
なのに、なんで…
「 そーれーに 、 トウヤが考えてるほどオレ頭良く無いしっ!笑 」
「 … そっか 、 。」
「 うん! 」
…此奴はなぜ俺と仲良くしたがるんだ、?俺と仲良くしたがる人なんて、せいぜい研究員ぐらいだぞ?なのに此奴は、俺に、俺自身に興味を持ってる 。 、、、 案外 此奴は、アキトは俺が思っている程悪い人では無いのかもな、…
「 …… 」
「 … そういえば トウヤは 勉強?出来るの?! 」
「 、!? で、出来る… けど、、 」
「 なら、 教えて !! 」
「 … いーけど 、、 」
時間が経っていくうちに俺はアキトを警戒しなくなった。むしろ、一緒に居て欲しいと思うようになった 。
「 … アキトと 居ると、 安心 できる、、 。 」
「 … それ 本当? 」
「 !!! 」
「 本当 … 、 だけど おかしいか? 」
「 … ううん、 ぜーんぜんっ♪ 」
「 … そう 、、 」
そうしていくうちに俺とアキトは仲良くなり, ” 相棒 “ という 関係に なった 。
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「 まぁ , 俺の 過去ハ こんナ 感時 。
こんな 過去 ガ あっ他 殻 今 ノ 俺 蛾 居る 。
次葉 、 誰ダろウな 、 。 楽し見 ニ 使徒 け 。
其れ ジャ亜 又無 。 〉
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