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ブクマ失礼しますm(__)m 主様のストーリの雰囲気大好きです💞!!こちら続きますか?
目覚めるとそこは僕がよく見慣れた所だった
黄「……あぁ…」
また売られたのか
理解するのにそう時間はかからなかった
何故なら売られるのはこれが初めてではないから
もう…何度目なのだろうか
飼われて暴力や性行為をされて飽きたら
売られるその繰り返し
もういっそタヒんでしまいたい何度も思った
でもそれは主人が…神が許してはくれなかった
前の主人は…確か僕を奴隷のように…
いや…身分的には奴隷なので当たり前か…
でも性行為をされるよりかは幾分かマシだ
黄「次のご主人様は優しいといいんですけど…」
いやもう次の主人なんていないかもしれない
このまま…この檻で何日も何ヶ月も経過しても主人が現れなかった場合僕はいらない”モノ”と判断されここの経営者の娯楽として経営者の前で強制的に自害させられてしまうのだから
でも…これから先飼われて売られてを繰り返すよりその方が楽なのかもしれない
僕がこんなにしぶつく生き残っているのは僕が”人間では無い”というのも1つの理由だろう僕は”獣人”といういわゆる獣と人間のハーフというものだろうか
産まれた頃から奴隷だった僕は母の顔も父の顔も見た事がなかった
いや見たくもなかった僕を奴隷商人に売った
親の顔なんてッ…
そんな事を考えていると遠くから足音が聞こえてきた一人……?いや二人くらいの…
きっとここの商人と売り物を見に
来た奴だろう
もし…もしもまたご主人様が出来るのであれば
黄「せめて…生き物として扱って欲しい…」
嗚呼…でも次はきっと…なんて薄っぺらい
希望は持たない方がいいのだろう
そう思いながら僕は奴らの目につかない様
なるべく部屋の隅によったのだった