… ふふふ、
中太を書きたいが正直可哀想な太宰さんも観たい(
ってことで、モブ太にしちゃおう ! ! !(
⚠︎BL⚠︎
・17歳くらい
(ポトマ時代)
・中太 + モブ太
(後々太宰さん可哀想になりますよ、よかったですね🙃)
! ⚠︎モブと太宰さん交際設定です⚠︎ !
(此の時点で苦手な方は逃げた方がいいかと)
・暴力表現有 + ×的表現有(?)
⚠︎伽羅崩壊注意
⚠︎伽羅崩壊注意
⚠︎伽羅崩壊注意
雑 + 内容空
久しぶりな事もあってかなり文章力が落ちたかも。
(今回台詞多め)
後今回何故か滅茶苦茶展開が早いです… 🙏🙏
では ! 👋
太「ねぇ、聞いてよ中也、」
任務帰り、突然始まった会話だった。心なしか其の刻の太宰の声は妙に弾んでいた気がする。
其の事に少しの違和感と嫌悪感を感じていた。
横目から太宰を見ても御機嫌の様子だった事を覚えている。
中「… 何だよ、」
何か嫌な予感を感じつつも、短くそう返答する。
側から聞いたら何処か苛つきを感じさせる声に聞こえるだろうが、
太宰はそんな事お構い無しに話を続行させた。
太「ふふ… 私ね、恋人というものが出来たのだよ、」
俺は耳を疑う。
太宰の口から発せられた無意識の言葉は、俺の躰を重くさせた。
其れと同時に何かを深く抉られた感覚が襲う。
ほんの数秒の間、何故か別の空間にいる様な、太宰とは違う場所に立っている様な気がした。
太宰が嬉しそうに告げた姿を見て、俺は、
中「… そりゃよかったな、」
中「手前なんかに恋人なんざ出来ねぇと思ってたがな、」
太「うわぁ、私への偏見酷ぉい… 」
中「… で、何処のどいつだよ、」
太「… 何、気になるの ? 」
少し俺を小莫迦にする様に笑って云う。然し、俺は其の事について憤りを感じる事は無かった。
そんな事を思えない程余裕が無かったのだろうか。
太宰を他所に投げやりに続きを云う。
中「うっせぇな、いいから答えろ、」
太「… 君の処の部下、」
中「依によって部下かよ、」
中「其処らの女取っ捕まえて来たとかじゃなく ? 」
太「違うし ! 」
太「そもそも其の恋人男だから… ! 」
中「… そうかよ、」
男。
唯其れだけで与えられる印象が大幅に違う。
表ではこう云っておきながらも、内心納得等していなかった。
むしろ余計に気分を下げられるものであった。
だからと云って、“男同士であるのに交際等可笑しい“と、否定する事はしなかった。
結局此奴が選んだ事だからな、之以上口出しはしない。
次に、何故付き合ったのかと理由を聞いてみたら、
太「ん ~… 何か面白そうだから ? 」
太「其れに私、恋愛とかには疎い方だし… 」
太「折角なら体験してみて好きっていうものを知ろうかなと、」
少し曖昧でもある返しをされて、顔を曇らせる。
何か別の理由があるだろうに、其の場凌ぎとも云える言葉を羅列させた。
太宰が隠し事なんてしょっちゅうだが、今回は其の嘘が丸分かりだった。
俺は深掘りしようかと一瞬思ったものの、太宰が今正直に云う筈も無いと思って口を閉ざす。
若し莫迦みてぇに心の内を云うなら、はなから嘘なんて吐かないだろう。
中「… はっ、手前もそーいう事思うんだな、」
鼻で笑ってから軽く揶揄ってやる。
何時の間にか止まっていた脚を動かし始めて太宰より少し前を歩く。
其の後ろで太宰が文句を垂らすが、其れが頭に入ってくる事は無かった。
俺は暫くして又脚を止める。
中(… 俺、何でこんなに考えてンだ… ? )
其の後も考えてみたが、答えは全く出てこなかった。
其れからの太宰は、今迄とは比にならぬ程の別の人物になっていた。
表情は以前よりも豊かになって、場面毎に顔に感情を出す様になり、
あんなに怠け者だった筈だというのに、
書類を淡々と片していく姿を頻繁に見かける様にもなった。
之程判り易い変化が見られるものなのかと、純粋に思う。
然し、其れとは裏腹に別の何かを感じていたというのもある。
其れが何か判ろうとは思わなかった。其の方が俺の為だと直感したから。
もう考えるのは辞めておこう、そう自分に云い聞かせる。
だが、気付いた刻には既に太宰が居座っていた。
考えたくても無意識に考えてしまう。
之は何かの病なのだろうか。
半年程が経過して___ 。
太宰に恋人が出来て早半年。
今でも其の恋人が出来た後の後遺症が消える事は無く、任務やら書類やらを卒なく熟す。
が、ここ最近太宰の様子が可笑しい。
表情豊かになったかと思えば、其の豊かさが何処かへいってしまったのだ。
逆に暗い顔をする事が増えた気がする。
あんなに恋人との惚気話を睡眠時間削ってまで聞かされていたというのに、
如何して突然起こってしまったのか。
十中八九、其の恋人が原因だろう。
二人の間に何があったのかは知らないが、
あの太宰が判り易い変化を見せる程の事態があったという事だろうか。
中「… おい太宰、」
太「… なに、? 」
中「元気無ぇじゃねぇかよ、何かあったのか、」
太「… 別に、何も無いし、」
首領に任務の報告を済ませてから執務室に向かう途中、太宰に流れる様に問う。
案の定見えゝの嘘を吐いては適当な返事を返す。此奴、こんなに嘘が下手だったか ?
そんな事を思っていると、太宰はそそくさと逃げる様に其の場を離れていった。
中(… こりゃ何かあったな、)
確信したのは一瞬。
此の先、如何太宰と接していけばいいのかを考える。
まぁ、考えた処で浮かぶものは一つしか無いが。
其れ以外にいい選択肢が後から出てきても、時間の掛かる方法しかないだろうしな。
中「… 、」
俺は如何して今になって頸を突っ込もうとしているのだろうか。
太宰と其の恋人には俺は関係ない。交際相手が俺の部下であったとしてもだ。
然し、太宰のあーなった原因が唯の痴話喧嘩だとしたらの場合。
若し原因が其れ以外の何かであるとするのなら、
黙ってる訳にはいかなくなる。
中(… 待ってろよ糞太宰、)
中(手前の口から直接吐き出させてやる、)
其れから数週間後___ 。
理由を吐き出させるとかほざいておきながら、何も進展していない侭時間が過ぎていく。
相変わらず太宰はあの調子だ。何とかして近付こうにも直ぐ逃げていく。
おまけに話す事だって侭ならない。
過去の俺に一発拳を喰らわせてやりたくなる。
中「… チッ、」
俺を避けている様に逃げ回る太宰に苛ついているのか、
其れとも何も出来ていない自分に苛ついていて向けたものなのか、其れは判らなかった。
何方にしろ、此の侭では太宰が顔を見せなくなるのも時間の問題だ。
一刻も早く青鯖に会わなくては。
此の状況を変えなくてはと、俺は脚早になり長い廊下を一人進んで行く。
然し、俺の脚は一瞬にしてフリーズした。
中「… 、、」
慥かに聞こえた。誰かの、男の声が。
誰の声だ、何処から聞こえた ?
周りを幾ら見渡しても其れらしき人物は居ない。人影すら見えない。
今此処に居るのは俺だけだ。其れだけは絶対だ。
俺は来た道を壁に手を付け乍歩いて戻って行く。
其の間、聞こえてくるのは俺の足音と、身元不明の声だけだった。
一つ一つ音が鳴っては、廊下に響いては消えてを繰り返す。
暫く道を戻って行くにつれて見えてきたものは、男性用の厠だった。
俺は慎重に中へと入って行く。声のする方に確実に近付いている。
否、正確には声ではなく、押し殺した様に小さく啜り泣く音だった。
個室の前を通って音の元を辿る。
そして一番奥の個室の前で脚を止め、片脚で強引に蹴り上げる。
俺は其奴を見て硬直した。
目の前に居たのは、
中「… 太宰、? 」
太「… ちゅう… ゃ、? 」
すとぉぉぉぉっぷ!!!
さて ~ 続きが気になりますかねぇ ? ?
うふふ ~ ☆(
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💬 = 3
高校生大変やわぁ ~ ~ ~ ~ …
ばい ~ 👋
コメント
10件
あ、あ……続きが気になります……神、神だ……
か、神だ、、、、、。 好きずぎて禿げる(?)
久しぶりです! めっちゃ続き気になります、 やっぱりふーちゃん。さんは神ですね 続き気長に待ってます!