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朝になり、カーテンの隙間から差し込む光で目が覚める。
pn「うぅ〜ん……」
俺は眠いながらに身体を起こす。すると隣でモゾッっと動く布団。
rd「おはよぉ、ぺんちゃん…zzz」
pn「こら、二度寝すんな」
ペシッ
らっだぁの額を軽く叩く
rd「あでっ、ん〜起きるかぁ」
身体を伸ばすらっだぁ。まだちょっと眠そうだ。
俺らはリビングに行き朝食を食べる。
俺が口いっぱいに頬張っているとらっだぁが言ってきた。
rd「ぺんちゃんってなんか…子供みたいな感じで美味しそうにご飯食べるねw?」
pn「はぁ?!失礼だぞ!!お前!!!俺もう16だし!!!」
rd「w wそうだねぇぺんちゃんは16歳だもんねぇ〜」
pn「腹立つ言い方だなぁ💢」
pn「てからっだぁって何歳なの?」
rd「え〜乙女に年聞いちゃうぅ〜?」
pn「お前男だろ!!」
ベシッ!
rd「いったぁ!!ちょ、やめて?!」
pn「で、!何歳なの?」
rd「ぺんちゃんの1個上の17歳だよ」
pn「……想像はしてたけどやっぱり年上なんだな…」
rd「なにw?嫌なの?」
pn「なんかなぁ〜って思っただけ!!」
pn「ほら、早く食べて!!食器片付けないと!!!俺学校に遅刻しちゃう!!!」
rd「あー確かに俺も学校だから時間やばいかぁ?」
は、らっだぁも学校行ってんの?
何それ知らないんだけど!じゃあマジで時間やばいじゃん?!
pn「え、お前時間大丈夫か?ここから近い高校なんて俺の行ってる高校とかだけだと思うんだけど……??」
rd「んぁあ?あ〜まぁ大丈夫だよ笑」
pn「???そう?大丈夫ならいいんだけど……?」
rd「(ニヤッ」
pn「?」
その時らっだぁが少し笑ったような気がしたけれどきと気のせいだろう。
俺は食器を片付け、準備をしてらっだぁより先に家を出た。
pn「俺もう行くけどお前本当に時間大丈夫なの?」
rd「まぁまぁ、大丈夫だから!ほら、早く学校行っておいで!!遅刻しちゃうよ?」
そういうらっだぁはまだ制服にも着替えていなかった。
本当に大丈夫なのだろうか?
まぁあいつが学校に遅刻したところで俺になんかあるわけでもないんだし気にする事ないか。
そう思い俺は学校へと向かう
通学路を歩いていると友達のしにがみ、クロノアさん、トラゾーと出会った。
俺はみんなの元へ歩み寄り挨拶をした。
pn「お、みんな〜!!!」
sn「あ、ぺいんとさーん!!!」
sn「おはようございます!!!」
元気に挨拶してきた紫髪のやつがしにがみ、同じクラスだ。
kr「ぺいんと、おはよう」
猫のフードを被っている銀髪の人はクロノアさん、俺たちの一つ上で高校2年生。
tr「おはよ〜ぺいんと!」
このガタイのいい筋肉がトラゾー、クロノアさんと同じクラス。
年上だけどトラゾーとはタメで話してる。
sn「あ!そういえば、今日。転校生が来るらしいんですよ!!!みなさん知ってました?!」
kr「あ〜確かにそんな話あったねぇ」
pn「え、俺知らない!!」
tr「俺らのクラスでは昨日少し話てたね」
sn「僕は昨日先生が話してるところをちょうど通りかかったので!!!」
pn「え、盗み聞きw?」
sn「違いますよぉ!!いや、確かにそうなるかもしれませんけど……!!!」
kr「まぁまぁ、2人とも落ち着いて、早く行かないと遅刻しちゃうよ?」
pn「それもそうっすね〜」
sn「てか!どんな子が来るんでしょうね?!」
tr「まず女の子か男の子かどっちだろうね」
sn「イケメンくんが来るかもですよ!!」
pn「いや、可愛い女の子だろ!」
kr「ほら、今度こそ本当に遅刻しちゃうからぁ!!」
pn「やべっ!!」
sn「あわわぁぁ!!早く行きましょう!!!(汗」
pn.kr.sn.tr(走る
??「…………(後ろから見つめる」
sn「セーフ!!ギリギリ間に合いましたね!!!」
tr「言うて2分前だけどなw」
pn「じゃあ、また帰りに!!」
kr「うん、また帰り(手を振る」
そう言って俺としにがみは2人と別れ、自分たちの教室へと向かった。
先生が来てHRが始まる。
先生「1年生に関係はないが、今日2年生に転校生が来るからなぁ」
生徒「へぇー!」
生徒「どんな先輩だろうね…?」
sn「転校生って2年生だったんですね」
pn「ねぇ〜!あとでクロノアさんたちに聞いてみる?他クラスでも学年一緒だからわかるんじゃね?」
sn「そうですね!!HR終わったら行ってみましょうか!」
そしてHRが終わり、しにがみと教室を出ようとしていると……
何やら外から声がする
「ーーーーー!!〜〜〜?」
「〜〜〜??ーーーーーー!!!ーー…!」
「ーー?……///!!〜〜〜!?」
「ーーー……〜〜〜!!」
「〜〜〜!!!//…!」
sn「なんか廊下が騒がしいですね?」
pn「なんだろうね?でも、なんか音が段々近づいてくるような……?」
そう思っていると教室の扉からクロノアさんとトラゾー、そして”らっだぁ”がいた。
rd「やっほぉ〜ぺんちゃーん!(ニカッ」
pn「…………は?」
〈クロノアside〉
ぺいんと達と別れてトラゾーと教室に向かう。
そして少しすると先生がやってきてHRが始まる。
先生「えー知ってる者もいるかもしれないが、、、今日はこのクラスに転校生がいる」
生徒「マジすっか!」
生徒「イケメンかな?」
生徒「可愛い子がいいなぁ」
先生「お前ら静かにー。じゃ、入ってきてくれ」
ガラガラ
kr &tr「…ッ!」
??「えーっと、らっだぁって言います。よろしくお願いします(ペコッ」
生徒「え、イケメン…」
生徒「身長たか…」
先生「じゃあ、席はクロノアの後ろが空いてるからそこで、」
先生がそう言うとらっだぁさんがこちらにやってくる。
俺とトラゾーは席が隣でお互いに目と合わせる。
“なんでこの人がここにいるんだ?”
rd「えっと、よろしくね?クロノアさん?(ニコッ」
kr「よろしくお願いします……」
今日は早めにHRが終わった。
トラゾーが横から話かけてくる。
tr「え、らっだぁさんここで何してるんですか?」
rd「んぇ?何言ってんすか〜笑」
kr「(察……らっだぁさん改めまして、クロノアと申します。こっちはトラゾー仲良くしてください(ニコッ」
rd「……wありがとね、ノアさん?」
kr「いえw」
tr「あ〜そういう……?OKです。よろしくお願いしますね、らっだぁさん」
rd「うん。よろしくね〜」
rd「てかさ、1年生にぺいんとっているでしょ?」
kr「いますけど、なんでらっだぁさんがぺいんとのこと知ってるんですか?」
rd「いや〜ちょっとね、実はこの前出会って”契約”をね?」
tr「え”、あのらっだぁさんが?契約をずっと拒んできたあなたが??」
rd「そんな言わないでよ〜w」
kr「……ちょっと待ってください、じゃあぺいんとから”貰ってる”ってことですか?」
rd「そーゆーことやね」
kr「……そうですか」
tr「それで、1年のとこにぺいんといますけどそれがどうしたんですか?」
rd「ただ会いに行こうかなぁって」
tr「それじゃあ、一緒に行きますか。ぺいんとと一緒にしにがみくんもいますし、行きましょうか」
rd「うん」
pn「……は?なんでお前いんの???」
なんでらっだぁが学校にいるの???なんでクロノアさん達と一緒にいるの???え、転校生ってらっだぁのことだったってこと???
しにがみの方をチラッと見ると驚いた顔をしてる。
え、何?お前もらっだぁと知り合いなの???
クロノアさん達が教室に入ってこちらにやってくる。
kr「いやーいきなりごめんねぇ」
pn「いえ、別に……え、クロノアさん達らっだぁと知り合いなんですか??」
kr「ん?あーー(チラッ」
rd「前にちょっと知り合う機会があって仲良くなったんだよ」
pn「そうなんだ……」
tr「らっだぁさんのことはぺいんとには一旦秘密で(コソッ」
sn「あ、OKです(コソッ」
pn「2人共何話してるの?」
tr「いや、別に!」
sn「気にしないでください(汗」
pn「そう?」
そんな話をしていると予鈴が鳴る。
rd「あ、もう行かなちゃ。じゃあね、またあとで」
pn「う、うん」
そういうと3人は自クラスに戻って行った。
いきなりらっだぁが学校にいてびっくりした……あ、だから朝ニヤニヤしてたのか???別に隠さずにあの時言ってくれればよかったのに… …
そうして授業が始まった。
next…250♡