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『二章 哀する友達へ』
飯「え…?僕?」
雷「そうだ、君がクロ…かもしれない」
飯「僕がパソコンを壊せるわけないじゃないか…!あんなの力が強い人しか」
荒「そ、そうだよ、飯田橋みたいな優しいやつが壊せるわけ…」
雷「いや、チハヤのパソコンは軽くて誰でも壊せるんだ」
星「でも誰でも壊せるなら飯田橋君じゃなくてもできるじゃん!」
雷「勿論誰でもできるよ、だけど他にもおかしい点はあったんだ」
飯「おかしな点…?」
雷「裁判が始まったばかりの時言ってたよね、防犯機能があるからって」
雷「防犯機能について知ってるのは俺と舞園さんのみなんだ」
飯「…どこかで盗み聞きしたって可能性があるでしょ?僕がクロっていう証拠は不十分だよ!」
雷「確かにこれだけなら不十分かもしれない、だけど決定的な証拠がある」
飯「決定的な証拠…?」
雷「動線が燃えた時、手は焦げたはずだって言ったよね
確かに手は誰も焦げていなかった、だけど犯人が手袋をつけていたら別だよね」
蛇「この中で手袋をしているのは飯田橋くんのみですね」
雷「飯田橋君、手袋を確認していいかな」
飯「…」
荒「飯田橋…、嘘だよな。だってあんなにロボットが好きだったのに」
飯「…あーあ、バレちゃった」
雷「やっぱり君がチハヤを殺したのか」
飯「そうだよ、俺がやったの。勝ち抜けは無理だったか」
荒「なんで…」
飯「うるさいなぁ、クロがわかったならさっさと投票タイムにしてよ」
モノクマ「あれ?もう学級裁判終わり?なんか今年はテンポが早いなー」
モノクマ「言われなくとも!ドキドキの投票ターイム!」
モノクマ「投票結果はー」
モノクマ「飯田橋くんに8票で終了ー」
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