テラーノベル
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金のインゴットを拾った。
嬉しくて笑顔が零れ出るミミ。
「どうしたの?ミミ。」
「これ。拾ったの。」
「まあ。交番に届け出ましょう。」
「やだもん。」
必死に首を振り回すミミ。
説得するユウイ。
ごねるミミ。
結局。ご近所の交番に届けた。
お巡りさんは、
「後で、書類を作成しておきますよう。」
と、インゴットを受け取った。
二人はそのまま、すっかり忘れてしまったということだ。
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