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#不倫
#離婚
―― 姑が嫁の身体まで支配するなんて
サブスマホの録音を確認してからクラウド保存する。飲まずにいたけれど、鼻には臭いがこびりついて不快だ。
「俊介さん、このハーブティー、お義母さんが持って来て置いて行ったんだけど、飲む?」
ティーパックを見せ、タンブラーの蓋を開けて、夕食後の俊介さんの前に置くと
「さすが母さん。体にいいものを用意してくれたんだね。梓のだろ?僕からもお礼を伝えておくよ」
と言う。
「飲まない?」
「僕は飲まない。梓のためのものだ」
「そこに置いて話して、臭くないの?」
「臭い?体にいい、薬の臭いだ」
平然としている俊介さんは、ドリアンの臭いも平気なんじゃない?
「週末の旅行の準備、頼むよ」
「……ぁ……」
すっかり忘れていた。結婚式の時、長期休みは取れなかった俊介さんが、一泊二日の高級温泉旅館に連れて行ってくれると言っていた。それが明後日だ。
お風呂へ向かう俊介さんの後ろ姿を見ながら
「明後日…その時だね」
と、私は行動計画を決めた。
翌日、私は離婚届をダウンロードして旅行の荷物に忍ばせる。お義母さんから離れた場所で、俊介さんには離婚届に記入してもらうのがいい。車での一泊旅行だから、荷物は大きめのバッグで十分。
空のキャリーケースには、他の服や身の回りのものを詰め込み、旅行後ここを出る準備を整えておく。
「でも……」
―― どこへ?
とりあえずはビジホ。それからマンスリーマンションを借りて、部屋探しかな。
実家は遠い。新幹線と電車と船を乗り継いで帰るような距離。距離だけの問題でなく、仕事の案件がない場所というのも問題だ。だから実家へ帰るつもりはない。
コメント
1件
【ママ】も着いてきたりして… 隣の部屋もしくはスィートみたいたお部屋で、隣のベッドルームで耳すましてたりして…ゾーッ(유Д유〣)