#日アメ #政治的意図・戦争賛美はありません
「はあ、やっと残業終わりました……」
疲れた。ここしばらくまともに寝ていない気がする。ご飯も食べない時が多かったし、今更だが国でよかったと思った。倒れたら上司に叱られるし、ブラックにも程がある。
「早く帰らなければ…。父上、叔父上、にゃっぽん…」
ふらふらする。おかしいな。こういうのには慣れている気がしたんだけど、そう思っていたのは頭だけのようだった。
視界がせまくなる。頭がガンガンしてきた。やっぱり少しだけ仮眠取っとくべきだったなぁ·······。
道端で倒れては迷惑だ。せめて家に着かないと。
おぼつかない足取りで進んでいくと、やがて家が見えてきた。
「ガラッ ただいま帰りました······」
もうダメだ。今にも意識を失いそう。いっその事倒れた方が楽かも知れません。
グラッ
バランスが崩れて頭が地面にぶつかる····
と思った瞬間
「日本!危ないじゃないか。大丈夫か?」
声大きい······。頭に響きます。
「アメリカ····さん?」
視界がぼんやりしていてはっきりとは見えないが、こんなに大袈裟な反応をするのは彼しかいない。
「大丈夫か?腹減ってるのか?それとも眠い?疲れたんなら俺が一緒に居てあげるぜ!」
なんですか最後の謎の選択肢。あと声大きいです。ボリューム下げてください。というか
「なん····でアメリカさんが····?」
抱き止められながら朦朧としている意識の中、必死に聞いた。だってここ日本家ですよ。また勝手に入り込みました?
「日帝chanに呼んでもらったんだぜ」
「そうですか······」
それなら安心だ。でも今はそんなことより、眠い。まだ玄関前だけど、今すぐにでも眠ってしまうかもしれない。
「アメリカさん······私、少し寝てます······ね」
これだと私が死んだみたいになってますが、仕方ないです。
「え?···い····んおき······おい····!?!」
なにか言ってますね····。
一旦ここで切ります。長すぎると書くのも見るのも飽きちゃいますもんね。