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人姫みたいなの書きたいです((
黒くんは人魚です
青黒 荒らし、地雷さん回れ右 通報×
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“足が欲しい”
むかしむかし とある海に1人の少年がいました
少年は海から出たかった
陸にいる彼に会いたかった
黒「早く陸に行きたい…」
モ「またその話かよ」
黒「でもこの足じゃ会うことなんてできないやん!」
モ「そうだけどさ…」
呆れ気味な友人に不満をぶつけて喋り続ける
モ「てかその人ってどんな人なの?」
黒「青い髪と青い目で…めっちゃかっこいい」
モ「それは誰でも惚れるなぁ」
黒「そうやろ!?」
あの顔をみて惚れない奴がいるなら見てみたいと心の中で呟いていると友人がとある話をした
モ「あ、そういえばさ」
モ「この海に願いを叶えてくれる人魚がいるらしいよ」
黒「まじ!?」
モ「まじまじw」
黒「どんな見た目の人魚?」
モ「青色の髪で片目が見えないんだって」
黒「へぇ…」
モ「なんか事故ったんかねぇ」
黒「まぁ…行ってみるわ!」
黒「教えてくれてありがとな!」
〜海底近く〜
黒「どこやろ…」
人を探して辺りを見回していると岩場の影から人影が見えた気がした
?「………」
黒「あの!!」
?「…どうしたの?」
黒「あなたが願いを叶えてくれる人魚さんですか?」
?「そんなこと言われてるんだ…」
黒「あの、お名前聞いてもいいですか?」
?「……俺はいふ」
青「君の名前は?」
黒「俺悠佑っていいます!」
青「悠佑くん、君の願いは?」
黒「人間の足が欲しいんです」
黒「人間になれたらあの人に会える…!」
青「…いいよ」
青「代わりに君の声を貰うね」
黒「いふさんって…なんで片目だけ見えないんですか?」
青「…俺実は人魚じゃないんだ」
青「雨の日に出会って一目惚れした子が人魚だった」
青「だから俺は人魚の足が欲しいと願った」
青「片目を代償にして」
青「でもこの恋は叶わなかった」
黒「待って、、君まさか!」
青「もう遅いよ…」
黒「まって!!」
青「じゃあね…愛しの人」
そうして人魚は泡となり消えていきました
海で死にそうになっていた人間は人魚の彼をみて一目惚れをした
人魚の彼も人間の彼に一目惚れをした
そして2人はお互いに思うのです
“あぁ…あの子と同じ”