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花溺れにハマりつつある☆
こはねは、少し落ち着いたみたい。
すごく苦しそうに咳をしていたから心配だったけど、今なら聞けそう。
一つ、深呼吸をした。
そして――
「こはね。喉、大丈夫?」
「…えっ…?う、うん!ごめんね、心配かけて…」
「ううん、全然大丈夫だよ。それで―」
「何か、嫌なこととか、あった…?」
「……えっ……?」
「実は私、最近嫌なことばっかり考えちゃうんだ。凪さんの現状を知ったあの日とか、歌っていく中であった辛いこととか思い出しちゃって。…ほら、アンチとか?」
「……うん。凪さんのこと、あんまり知らない私でも辛かったから、杏ちゃんは尚更だよね…。」
「うん。そんなこと頭の中でぐるぐる考えちゃって、時々、声が出せなくなるの」
「……?!」
「じゃあ、さっきカバーしてくれた時も…」
「…まぁ、ちょっとだけ?」
こはね、気づいてたんだ。…やっぱり、すごいな。
「ごめんね、無理させちゃって…」
「ううん、全然!」
「ありがとう。………あのね、私、そうなの。杏ちゃんみたいに、声が出なかったの。」
「…やっぱり…」
こはねも私とお揃いだったらいいなって思いも込めてした質問。
まさか、本当にお揃いだと思っていなかった。
花溺れ最高すぎて咽び泣いた
あの歌声だけで水2L飲めるんじゃない?(?)