テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1, 存在価値
今日もやってしまった。
私は斉藤 咲。ただの高校生
私は親が毒親でいつも性虐待をされていた。
それを周りに話したって、誰も信じてくれなかったけれど。
だけど私に関心がなかった親が、その時だけ私を見てくれているような気がした。
だけど行為の後は気持ち悪くて、吐いてしまっていて。これが正解なのか分からなかった。
中学二年生。初めて泣いてしまった。家族の前以外で。友達の前で。辛かったのかは分からない。幸せだったはずなのに。求められて、存在価値がわかって、嬉しかったのに。なぜ私は泣いているんだろう。そう思った。
そして、友達と共に先生に相談をして、私は親の元を離れた。
中学三年生になってからはまだ慣れなくてつらくて、死にたくて、存在していいのか不安で、自殺未遂を1年で5回も起こしてしまった。
そして高校一年生になって、
まだ、自分の存在の意味がわからない。怖い。
そう思って、自分の価値を確かめた。
ネットで色んな人に沢山DMを送った。
『一夜でもいいしセフレになってもいいので、私の存在価値を教えて欲しい。ほてるいきたい家でもいいよ。一人暮らし女子高生とシよ。』
『どんなプレイでもいいよ。フェ〇もするし、何でもするよ』
って。
我ながらイカれてる。
返してくれない人もいたけど、3個年上のの人2人と25歳の人1人が反応してくれた。
そこから電話して、たまにはビデオ通話にしてシたりとかして、19歳の人とつながることになった。
ゆうと言うらしい。
5時に待ち合わせだ。
『あの、ゆうさんですか…? 』話しかける。
続く。