・ヒプノシスマイクの碧棺左馬刻✕山田一郎の
カップリングです!苦手な人はブラウザバック!
・キャラ掴めていないからキャラ崩壊あるかも、
○本編○ 一郎視点
ボーッとしていたら、アナウンスの声が聞こえてきた。『次は、大阪。大阪〜』と流れてきていた。
……寝ぼけて違う駅に乗っちまったのか……クソ、いつも二郎に行ってる割に俺もできねぇじゃねぇか……こりゃ帰ったら二郎に謝るか。
電車が機械音を鳴らしてドアが開くとなにか見慣れた髪色の、糸目の奴が目に映った。どこからどう見ても簓さんだった。返送してるっぽいけどバレバレだなこりゃ……久々だし話しかけるか。
「あれ、簓さんじゃないすか!」
そう言うと簓さんはこちらの方を向くなり笑顔になって
「一郎君やないか!」
ドアが閉まるなり、俺と簓さんは話し始める。
「えらい久しぶりやなぁ!」
「久しぶりっす!」
笑顔で対応すると、簓は疑問を投げかけてくる。
「一郎君はどこに行く予定なんや?」
「お、俺すか?俺はヨコハマに行っていまからブクロに帰る予定すけど…… 」
そして返答を返すなり簓さんはニィっと笑い、
「へぇ……ちゅーことは”彼氏”に会いに行ったんか?イチロークン?」
は……?彼氏なんていねぇぞ。つか俺男だしよ……いやでも話からしてヨコハマ……思い当たるのは左馬刻…もしかして簓さんは俺が左馬刻のこと好きなの知ってんのか…?
「か、彼氏って誰のこと言って… 」
自分ではなるべく顔を赤くしているのを抑える。簓さんはニコニコしていてその奥に何があるのかわからないから少しビビりながら会話を続ける。
「そりゃ、左馬刻の兄貴しかいないで?」
やっぱしかぁ……まぁでもアイツのことだ。ゼッテェ俺のことを嫌ってるし、俺をゴミでも見てるかのような目で見てくる。これを片思いの他に何があんだ。
「そ、んなんじゃねぇ……っす。それにアイツには多分女居るんで………はは…」
自分で言っていて、少し虚しくなったてきたのが現実だった。今思えばとなると、改めて男が男を好きになるのは、駄目だったんだ。
そう言い少し笑みを作ろうとしたが、微笑という形になってしまった。
「…やなぁ…」
「?何か言ったっすか」
簓さんがなにかいいかけていて俺は気になって少し目を輝かせていった。
「んーにゃ、何でも無いで!左馬刻の事は別に心配せんでも大丈夫やで!ていうかからかって言ったつもりやったんだけど一郎君って左馬刻のこと好きやったんな。」
「え、知らなくて聞いたんすか……」
「せやで♫」
簓さんが得意げに言うなり俺の顔は自分でもブワッと赤らめてしまっているのが分かった。
クッソぉ……ゼッテェ弄り倒される…簓さんだったらやりかねねぇのが怖ぇ……
「……その、このことは誰にも口外しないでクダサイ…… 」
「wwwやっぱり一郎君面白いわw」
「面白がらないでくださいよぉ……」
そんなこんなで簓と2時間ちょっと会話して名古屋に着くとなにか空劫との用事があるらしく名古屋の駅で降りていった。よそよそしく手を振ると簓さんは元気に手を振り返してくれた。
俺は少しボーッとした後、俺はブクロの駅に乗り換えようとその次のシブヤで降りた。(田舎者なのでちょっと駅とかわからないんですみません、、)
俺は電車を後にして電車のホームに足を運ぶ。
ブクロ発まで結構時間あんな……とりあえずブラブラすっか。
そう思い、駅を後にした。
腹空いたなぁ…そういや朝飯まだだったな……それに……
俺は左馬刻の連絡先の書かれた汚い文字の紙切れを横目で見る。
……これ、どうすっかなぁ……
とりあえず、どっかの喫茶店でも言って腹満たすか…気をつけることはアイツに会わないことだな……
適当にぶらついて適当に良い店に行き着くと定員に了承を受けて席に座る。軽食やら頼むと定員さんはニコニコ笑って対応してくれた。
ここは治安がいい場所だな。ていうかヨコハマだったりブクロが治安悪いだけか……?
つーか電子コミックの無料チャージ終わってんじゃねぇか!早く見ねぇと!
そう思いギラつかせた目でスマホとにらめっこを開始しようとすると後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「いっちろ〜〜〜♫!!」
奴はそう言うと後ろから衝撃が走る。多分抱きついてきた感じだった。
聞き覚えある媚びた声、耳元に当たる多分飴棒の棒部分。
「………乱数……」
俺はしかめっ面で乱数にそう言った。
閲覧ありがとうございました!今回はカプ要素薄めでささくうの簓さんに絡んでもらいました!是非ささくうの方も見てくれるとなーんてな。()最近全然投稿できてねぇ!って思い急いでいたら展開もクソ早くなってしまってクソごめんなさいです。こんな感じで申し訳ないですが次回を楽しみに待っててくれると嬉しいです!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!