またこの夢だ。もう懲り懲りだやめてくれ
旧「…」
黒「あ、起きた?遅いなあもう、待ちくたびれたよ」
旧「そうかよ」
黒「あれ?何だか今日は不機嫌だね、いつもか」
旧「煽ってるのかよ、この悪魔が」
黒「悪魔?ふふ、面白いこと言うね」
どう考えてもコイツは悪魔のような存在だ
黒「まあ来てよ」
旧(またこの流れか)
コイツはどこかに連れて行くのが好きなのかもしれない、いや好きだろ
旧「…何する気だ」
小屋に連れてこられて、俺は何をする気なのかを聞くと
黒「さあね。考えてみて?」
旧「…拷問か?」
黒「正解!よく分かったね
じゃあ早速…」
ゆっくり近づいてくる黒に怯える俺がいた
黒「じゃあまずは…首絞めてみよっか」
旧「は、?」
ギュッ
旧「あっ””」
黒「へえ、予想以上に首細いね。”」
このままだと死んでしまう。何とかやめさせないと
旧「死ぬ””…」
黒「大丈夫だよ。死んでも戻るから…
でももっと他に苦しめたいから、ね?」
俺の首を絞めていた拳をパッと離した。息がやっとできた
旧「はッッ…ヒュっ…」
黒「じゃあ次は~…熱さに耐えてみよっか」
旧「あっ””カヒュッッ…」
黒「聞いてる?」
旧「新…助けで…ッッ”」
黒「答えてよ」
旧「しn」
黒「答えろよ」
ドスの聞いた声が聞こえてきて俺は一瞬固まってしまう、初めて聞いたのだから
黒「まあいいや、答えないってことはいいってことだよね?」
旧「ちが…ッッ」
黒は今にも熱そうな鉄を俺の背中に押しつけた。痛さのあまり俺は泣き叫んだ。
旧「やめ、あああああ””ッッ!」
黒「そんな声出せるんだ、初めて聞いた…❤︎」
旧「はっ…」
黒「あれ、?泣いてる…?」
旧「…ッッ」
ポロポロと涙が出た。まだ痛みが残っている
黒「…突然だけど今何時か知ってる?」
旧「え…?12時ぐらい…?」
黒「不正解、まだ夜の10時だよ。」
旧「へ、?」
俺は驚いた。なぜなら寝たのが10時なのだから、数秒も経ってないのだ
黒「今日は特別に早く帰らしてあげる」
旧「どうも…」
黒「じゃあまた会おうね。」
旧「うぐ…ッッ⁈」
黒は近くにあったナイフで俺の心臓辺りをブッ刺した。辺り一面血だらけで、だんだんと意識が朦朧としてきてしまい、倒れた。もうあまり覚えてない…
でもアイツが最後に言った言葉は
「本物を忘れて」だった