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放課後。校門を出た瞬間、ざぁぁぁ……と激しい雨。中也「うわ、最悪だ……!傘持ってねぇ!」
太宰「僕も〜。朝晴れてたのにね〜」
中也「ったく、仕方ねぇな……どっかで雨宿り──」
太宰「ん?中也、中也〜」
中也「なんだよ」
太宰「ほら、僕のカバンに折りたたみ傘が♡」
中也「……なら最初から言えやッ!!」
太宰「でもひとつしかないよ?どうする?」
中也「どうするもこうするも、入るしかねぇだろ!」
太宰「へぇ〜?僕と相合傘?大胆だねぇ〜♡」
中也「黙れぇぇぇ!!///」
(雨音の中、肩が触れ合う距離)
太宰「……中也、肩濡れてる。もっと寄れば?」
中也「い、いいっ……寄るなっ///」
太宰「じゃあ僕が寄るね♡」
太宰「…ねぇ中也、本当に濡れちゃうよ?」
中也「う、うるせぇ…近ぇんだよ////」
太宰「だって中也が寄らないからさ〜。
僕の左半分、すっかりずぶ濡れなんだけど?」
中也「し、知らねぇよ!お前がデカいからだろっ///」
太宰「へぇ〜、じゃあもっと“ぎゅっ”て寄ればいいのに♡」
太宰が軽く傘を傾けて、中也の肩にそっと触れる。
中也「っ……!!な、なにしてやがる!」
太宰「え?傘の位置、合わせてあげただけだよ?」
(にこにこしながら、あえて近づく)
中也「くっそ……顔近ぇって言ってんだろぉぉぉ////」
太宰「雨の音で声、聞こえにくいな〜。もっと近づいて?」
中也「近づかねぇよ!!💢」
太宰「……でも、中也の髪に雨粒ついてる。
取ってあげようか?」
中也「……触んな……////」
(傘の下、わずか数センチの距離。雨音と心臓の音が混ざる)
太宰「……ふふ、中也って本当に可愛いよね」
中也「うるせぇ!!!」💥(傘ごと太宰を小突く)
太宰「わぁ〜!傘飛んだぁ!!!」
中也「おい!!傘ぁぁぁぁぁ!!!」
──びしょ濡れの2人、見事に雨の中へ。
太宰「……あーあ、もう服透けてるよ?」
中也「見るなぁぁぁぁぁぁ!!!////」