びしゃっ、びしゃっ、びしゃっ……
太宰「……中也、もう歩くたびに水しぶき出てるよ」
中也「うるせぇ、喋ると余計寒くなんだよ!!」
太宰「ふふっ、中也の前髪ぺったんこ〜。
あ、まつげに雨粒ついてる。キラキラして可愛い♡」
中也「どこ見てんだコラァ!!////」
(びしょ濡れのまま睨み合いながら歩く2人)
太宰「でもさ、中也……なんか、風邪引きそうな顔してるよ?」
中也「誰のせいだと思ってんだぁ!!!」💢
太宰「えぇ〜、僕?僕は中也が傘飛ばしたせいだと思うけど〜?」
中也「飛ばしたんじゃねぇ!お前が余計なこと言うからだろ!!」
太宰「だって〜“近い”って言う中也が可愛いからつい♡」
中也「可愛い言うなぁぁぁぁぁ!!!」💢💢💢
(通りすがりの通行人、クスクス)
「青春だねぇ〜」
「カップルかな?」
中也「ちげぇぇぇぇぇ!!////」
太宰「ほら、否定する時の声も可愛い」
中也「もう黙れ!!!」
太宰「でも中也、ほんとに風邪引きそうだよ。
……もし引いたら、僕が看病してあげるね♡」
中也「ぜってぇにさせねぇ!!!」💥
太宰「え〜、おかゆ作ってあげるのに〜」
中也「塩と砂糖間違えるタイプだろお前!!」
(その後、二人はびしょ濡れのまま寮に帰り──)
太宰母「あんた達、何やってんの!?!?!?😡💦」
太宰&中也「……(びしょぬれの生き物)」
太宰「えっと、青春してました?」
中也「言い方ァァァァァ!!!////」
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