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「おいオカッパ、なぜここにいる!?いつも糸目とオカッパは出入り禁止だと言ってるだろ!?」
「えー、そんなつれんこと言わんといてくださいよー笑」
昔から本心を隠すのは得意だった。
別に演技とかじゃなくて。
ただその時は、全部忘れていられる。
でも、もし、もし。保科がボクの想いを知ってしまったら?
ボクは、耐えられないだろう。
だから、保科には、この想いが伝わらないように、悟られないように。今は蓋をして。
まぁボクは天才だからな。想いを隠すことなんてちょちょいのちょいだ。
ボクにできないことなんて…
「…さん、鳴海さん?」
「は、わ、の、覗き込むな!?」
グイッ
鳴海は咄嗟に顔を覗き込む保科を引き剥がした。
剥がさなきゃよかったと、少しでも思ってしまったのは、ボクが余程保科に惚れているからなのだろう。
「な、何だ急に…」
「いや、顔色悪いで?休んだ方がええんちゃう?」
こうやって、不意に優しくしてくるから、好きになってしまうんだろうな。
こいつがモテる理由も、わかってしまうのだ。
「いや、別に、熱はないし…」
「ほんまですか?」
ピタッ
「ビクッ、!?ちょ、な、にを」
「動かんとって、、いや熱あるやろ」
「は、」
言われてみれば、なんか体がだるいような…
バタン
「え、ちょ、鳴海さん!?」
「え、……ぶで……か!?」
意識が遠のいていく…
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡10
新しい物語を書き始めることにしました。
ほのぼの保鳴の方も、手が空けば更新しようとは思っております。
作品詳細にも書いてあるとおり、土曜日更新予定です。
♡の条件を満たした週の土曜日に更新予定となっております。
ややこしいですが、ご理解の程お願いします
追記
1週間も間があると、サボってしまいそうなので、適度な目標として、
隔週火曜日も更新とします。
さらにややこしくしてしまいすみません。
ご理解のほどよろしくお願いします。