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「ここは…?」
ある少女が呟く
真っ暗な空間だった。何も無い。あるとすれば先の見えぬ黒のみ
そんな空間に少女は気付かぬ間にいた
少女の名は真奈(まな)、昨日が始業式で小学6年生になったばかりの少女である
「誰かいませんか〜?」と、真奈は問いを投げかける。だが返事は来ず、静かな空間が続いているだけだった。
不気味になり始め、早く出ようと思った
そう思い、少し考えていると後ろから声が聞こえた
「た…す……」、「た……けて」
「助けてよ」
声が掠れていてあまり聞こえていなかったが急にくっきり聞こえ、鳥肌が立った
後ろを振り返ろうと思ったが、振り返れない
金縛りってわけでもない、恐怖心で足がすくみ、思うように動かせない状態にある
思い切って後ろを振り返ってみた
そこには…